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般若心経の解説23、"亦無老死尽"

2016-05-04 18:39:31 | 般若心経
🍀般若心経の解説🍀23


🌸🌸「亦無老死尽(やくむろうしじん)」🌸🌸


「また老死の尽きることも無し」

その理解🌸の仕方は、「亦無無明尽」と同様に考えてください。🎵


今回は
「老死が尽きること」、

つまり

「老死の苦しみが無くなること」

について、

皆さまといっしょに考えることにしましょう。😄☀️


まず、「老いること」とはどういうことでしょうか?

仏教の経典🌸では次のように、いっています。

生きとし生けるものが、

老い・衰え
・老ぼれ・白髪となり
・皮膚が皺だらけとなり
・寿命が少なくなり
・身体のもろもろの器官が熟れ切ってしまうことーーー

これが「老いること」である。💓

次に「死ぬこと」とは何か?

生きとし生けるものが、

その仲間から離れ消えてゆくこと
・身体のもろもろの構成要素が分散すること
・身体が破壊すること
・臨終・逝去
・そして遺骸が処理されることーーー

これが「死ぬこと」である。🎵

インドの仏教者🏤たちの「老死観」は、

まさに冷静にして、冷徹そのものではありませんか?

(われわれ日本人ならば「あはれ」などといい、もう少し情緒的にとらえますが)

ともあれ、

「老い死にゆくこと」は、

われわれ凡夫にとって

「大いなる苦しみ」😵

にほかなりません。

では、

仏典で説かれるところの

「老死の苦しみが無くなる」

ということをどのように理解すべきでしょうか?


人は誰も不老長寿は望めません。😄

お釈迦さまも、その晩年、侍者(じしゃ)の阿難(あなん)に、

「わたしも、すっかり老いて八十歳になってしまった。

わたしの身体も古くなった車のように、すっかりガタがきてしまった」

と、もらされたように。🎵


しかし、人は修行🌟を完成して真理をさとったならば、

もはや、われわれ凡夫のいだく精神的・肉体的な苦痛にとらわれなくなります。😄🎵

つまり、

「老い死にゆくことにとらわれなくなった境地」

を、

「老死の苦しみが無くなること、老死の尽きること」

と表現🌸したと考えられます。😄


(「あなただけの般若心経」より)