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「シラス」と「ウシハク」

2016-05-14 15:32:31 | お話
🍀🍀「シラス」と「ウシハク」🍀🍀


皆さんご存知のように伊勢神宮には「天照大御神様☀️」が祀られています。

今の天皇陛下から、125代遡ると初代天皇である神武天皇に、

さらに5代遡ると、天照大御神につながります。

この天照大神が日本人にとってどれほど大事な神様であるか、
知っていただけたらと思います。

日本には沢山の神話があますが、
有名なのは「天孫降臨」ですよね。

「天」というのは天照大御神を表します。

それはその「孫」のニニギノミコトが地上に降り立った話です。

天照大神は、ニニギノミコトに命令します。

「地上に豊葦原(とよあしはら(日本国のこと))という素晴らしい場所があるから、あなたが行って治めなさい」と。

そして、
「国を治めるにあたっては、

自分を磨き、立派な徳の人になりなさい。

そして深い慈しみの心を持つように」

と言われました。

これが「日本書紀」の中に「シラセ」という言葉で記されています。

「シラス」という言葉の命令形です。

「治める」「統治する」という意味です。

同じ意味で「ウシハク」という言葉があります。

これは「力で無理やり民を治める」ことをいいます。

世界の国々を見渡してみると、

実は、ほとんどの国が「ウシハク」から成り立っています。

国の栄枯盛衰というのは、いつの時代も、

以前に権力を握っていた統治者を追い出したり、倒したりして、

新しい統治者が国を打ち立てています。

そして「歴史を書き換えていく」のです。

前の統治者がいかに間違っていたか、

後から入ってきた自分たちがいかに正しいかを立証するためです。

それが「ウシハク」ということです。

ところが、

日本は「シラス」から始まっているのです。


天照大御神は、この「シラス」の精神を忘れないために、

孫のニニギノミコトに

「三種の神器」

を授けたと言われています。

鏡☀️と剣⚡️と勾玉🎵(マガタマ)です。

よく考えてみると、三つとも全部、磨く✨ものです。

「自分の心を磨く✨ことを忘れないように」

という願いが込められているのです。

また、天照大御神は

「世直しは、余直しである」

とも言われました。

「余」とは「自分」のことです。

「国を治める者は、

誰よりも自分を磨かなければならない」

ということを伝えているのです。

その精神を持って、ニニギノミコトは宮崎県の高千穂に降り立ちます。

そこから三代後に、カムヤマトイワレヒコノミコトという方が世にでます。

この方が、後の初代天皇 神武天皇です。

神武天皇は、宮崎から、苦労に苦労を重ね、

奈良へ入られ、

初代天皇☀️として即位されるのです。


(「みやざき中央新聞」H27.8.10 寺岡賢さんの話より)

般若心経の解説31、"無有恐怖"

2016-05-14 12:00:41 | 般若心経
🍀般若心経の解説🍀31


🌸🌸「無有恐怖(むうくふ)」🌸🌸


「恐怖(くふ)有ること無し」

「恐怖」は、ふつう「きょうふ」と読みますが、
仏教🌸読みでは「くふ」といいます。

この四文字は「おそれおののくことがない」という意味🍀です。

どのような場合にかといいますと、「心無罣礙」のときに、

つまり

「心にとらわれや、ひっかかりがない」ときには、☀️

おそれることも、おののくこともないという意味です。😄

この世では、さまざまな恐ろしいこと、こわいことがあります。😰

わが国では、こわいものの4つとして「地震・カミナリ・火事・オヤジ」がよく挙げられます。🎵

もっとも第4の「オヤジ」は、最近ではその権威がなくなり、

それほどこわい存在ではなくなってきたようです。😁

また、女性の力が強まり、しっかりした奥さんをもった男は、ときに「恐妻家」と呼ばれたりします。

とくに、浮気がばれたときは、かれの恐怖はいうまでもありません。😅

そのように、さまざまな恐怖がわたたちの現実にはありますが、

やはり1番怖いのは「死😇の恐怖」といえましょう。

わたしが、死😇の恐怖を実感しましたのは、

インドでプロペラ機✈️に乗ったときでした。

「もし、この機が落ちたら、確実に死ぬのだ」

と思いました。😵

その時は、確か「般若心経🎵」の経文を口の中でつぶやいたことを記憶しています。😄

いつの世でも、法の網目をすりぬけ、

天☀️を恐れの所業をなしている人がいます。

いわいる恐れを知らない人です。

「ダンマパダ」(法句経)は次のように警告しています。


愚かなものは、悪いことを行っても、

その報いの表れない間は、

それを蜜のように思いなす。

しかし、その罪の報い🌟の現れたときには、

苦悶を受ける。🌀

と、悪業の報い🌟は、遅かれ早かれ必ずやってきて、

その人の心💓につきまとい、
苦悩と恐怖をもたらすというわけです。

たとえ豊かであっても、手を汚しながらその報いに、おののく生き方よりも、😵

清く貧しい「無有恐怖」の生き方を私たちは選ぼうではありませんか。😄🎵


(「あなただけの般若心経」より)