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般若心経の解説33、"究竟涅槃"

2016-05-16 13:45:36 | 般若心経
🍀般若心経の解説🍀33


🌸🌸「究竟涅槃(くきょうねはん)」🌸🌸


「涅槃(ねはん)を究竟(くきょう)する」

前の八文字とあわせて考えますと、

是非を正しくわきまえた判断をし行動すれば、

その人は永遠☀️の平安🌸に達している、

ほどの意味🍀になるでしょう。


「究竟(くきょう)」という言葉🍀は、難しい仏教語の1つですが、

ここでは

「きわめつくすこと」

「到達すること」

の意味🍀に理解して良いでしょう。

何をきわめつくすのか、
何に達するのか、

と言いますと、

「さとり」をきわめつくし、

「さとり」に到達するといえましょう。☀️

さとりとは、迷いのない境地ですから、

永遠☀️の心の安らぎ🌸の状態です。

つまり、「涅槃💕」のことです。

今回は、「涅槃💕」という言葉についてとくに勉強していきましょう。


さて、涅槃といいますと、何十年か前に二枚目俳優の沖雅也

ーーおそらく「女性セブン」などの週刊誌📖誌面をたびたびににぎわしたことがあったと思いますがーー

かれが、新宿の京王プラザホテルから飛び降り自殺したときに

「おやじ、涅槃で待つ」

という遺言✉️を残したことを記憶している読者のみなさんも多いことでしょう。

かれは、「あの世で待つ」「天国で待つ」ほどの意味🍀で、

「涅槃」という言葉を用いたのであろうと推測されますが、

本来は大変重要な仏教語🌸の1つなのです。

「ねはん」と読みますが、

もとは「ニッバーナ」というパーリ語
(サンスクリット語では「ニルバーナ」)
の音🎵を写したものです。

中国では、それにぴったりの観念☁️☁️が見あたらなかったのでしょうか、

あえて音写語🎵を用いました。

私たちの欲望やまよいは、燃えさかる炎🔥🔥にたとえられますが、

あたかも灯火の炎が風に吹き消され💨💨て、
まよい🌀や欲望がなくなった状態が「涅槃💕」の意味するところです。

つまり、永遠☀️の心の安らぎ🌸の状態をいいます。

お釈迦様☀️は、齢八十歳のとき、
北インドのクシナガラで「大いなる涅槃」を迎えられました。

土踏まず ゆたかに 涅槃し給へり

川端茅舎


(「あなただけの般若心経」より)

支てんを持つ

2016-05-16 13:32:40 | お話
🌸🌸「支てん」を持つ🌸🌸


去る4月23日、余震が続く隣県・熊本や被災された人たちのことが気になりながらも、
「みやざき中央新聞25周年ありがとう講演会」を開催した。

キャンセルが相次ぐ中、514人が集まった。

たくさんの人からお祝いの言葉をかけてもらったが、

実はこのイベントは、25周年を祝ってもらうというよりも、

25年間も続けさせてもらったことを読者の皆さまに感謝するためのものだった。

この場を借りて、皆さまに改めて御礼を申し上げたい。

それにしても、よくぞこんな小さな新聞と皆さまが出合ったものだと思う。

なぜ出合ったのだろうか。

知り合いからの紹介?

いや、それは1つのきっかけだ。

本当は皆さまが「探していたから」ではないだろうか。

「そんな意識はなかった」と言う人もいるかもしれないが、

少なくとも潜在意識は探していたのだ、

日々の生活の中に溢れているテレビや新聞の情報とは違う情報。

「出会い」とは、
「探していたものが見つかった」

ということを表層的に表現した言葉に過ぎないのだ。

それは、あの日、あのとき、切羽詰まった状況の中でハローワークに出かけ、

「宮崎中央新聞記者募集」と書かれた求人票と出会ったのと同じである。

海のものとも山のものともわからず、

とりあえず面白そうだったので面接に行ったのだが、

自分の潜在意識は

「探していたものがやっと見つかった!」

という感覚だったのではないかと思う。

そのハローワークでの出会いが後に、自分の人生にとって欠かせない、

大きな存在になっていくなど、当時は想像だにしていなかった。

少なくともその1年後に経営者からこの新聞を譲り受けるとは思ってもみなかった。

しかし、実際に当時の経営者がその話をしてきたとき、

潜在意識はきっとこうつぶやいたに違いない。

「待ってました。ようこそ私の人生に」

潜在意識という概念には、この10年くらい随分世の中に広まった。

それは「もう1人の自分」ともいわれている。

たとえば、
「恋人がほしい」と思っていても、

潜在意識が
「恋愛なんて面倒くさい」
「自分の時間がなくなる」

などと思っていると、不思議と出会いが訪れない。

「ダイエットしよう」と決意しているのに、

潜在意識から

「今日は特別な日だから食べてもいいよ」

と、ささやかれると、つい食べ過ぎてしまう。


人生の悩みのほとんどは、

自分の頭で考えている潜在意識と、

「もう1人の自分」が考えている潜在意識が一致しないことから生まれる。

どちらも「本当の自分」だからこそ悩むのだ。

人生、物事がうまくいっているときは、

この「2人の自分の意識」が一致してるときなのだそうだ。

以前、潜在意識の専門家から、その「2人の自分の意識」を一致させるコツを聞いた。

それは

「支点を持つこと」

だという。

「支点」とは、てこの原理の要になるところである。

てこを使うと大きな物でも小さな力で持ち上げることができる。

それは固定された支点が絶対動かないからである。

そういう「絶対に動かない信念」、

すなわち、それが「人生の支点」になる。

たとえば、「会社のトイレ掃除は自分がする」と決意した経営者がいたら、それがその人の支点になるし、

「職場に誰よりも早く出社して掃除をする」という人にとっては、それが支点になる。

将来自分の夢を実現させるためにコツコツ努力してお金を貯めている人がいたら、

それはその人にとっての支点だ。

「これをやりたい」「こうありたい」の後に続く、

「でもお金がない」「でももう年だから」といった否定的な言葉は言わない。

これが動かない支点を作ることだ。

25年を振り返ってみると、

どんな状況下でも

「心に響く言葉を届けたい」

という支点があった。

支点を持とう。

それは必ずあなたの人生を持ち上げる。


(「みやざき中央新聞」水谷さん社説より)