🍀般若心経の解説🍀34
🌸🌸「三世諸佛(さんぜしょぶつ)」🌸🌸
過去🌸・現在☀️・未来🍀の三世🌸にいます
もろもろの佛☀️(仏)たち、という意味🍀です。
ここでは、「佛(仏)」がキーワードと見なされます。
なお、「佛」は旧字、「仏」は新字ですから、
以下「仏☀️」に統一☀️して述べることにしましょう。
ふつうは、
サンスクリット語の「ブッダ」の音🎵を写した言葉が「仏陀☀️」ですが、
仏教が中央アジアを経て中国に伝えられるときに、
その中央アジアの言語で
「ブットゥ」とか「ボートゥ」と発音🎵されていたのを
「仏☀️」と写音🎵したのであろうと学者は推定しています。
その意味は、
「さとった者☀️」
「真理に目覚めた人☀️」
「完全な人格者☀️」
などとされます。😄🎵
いわゆる「ほとけさま」のことです。
一般に「仏陀☀️」といいますと、
仏教の開祖であります、
ゴーダマ・ブッダ、つまりお釈迦さま☀️のことを指します。
ゴーダマとは、お釈迦さま☀️の姓ですが、
三十五歳のときに
ガヤーということろの菩提樹🌳のもとで、さとり⚡️をひらかれてから、
とくに「ブッダ」と呼ばれました。
しかし、
「ブッダ」という言葉🍀は、
前に述べましたように
「さとった者☀️」という普通名詞🌸ですから、
必ずしも、仏教の開祖のみを指す固有名詞ではありませんでした。
最初期の仏教聖典には「ブッダ☀️」の語が
複数形であらわれることも多いからです。😄
ですから、興味あることに、
この「般若心経」に登場します
舎利子(シャーリプトラ)も、
またお釈迦さまに反逆し、仏教教団の主導権を握ろうとした
提婆達多(デーヴァダッタ)も
「ブッダ☀️」と呼ばれていました。🎵
仏教🌸では、本来「ブッダ☀️」はいく人あってもかまわないのです。
西暦紀元前後におこった大乗仏教🌸は、
過去🌸・現在☀️・未来🍀にわたって多くの仏たちをたてます。
「釈迦仏☀️」のみならず、
わたしたちにも親しい「阿弥陀仏☀️」「弥勒仏☀️」「薬師仏☀️」などなどたくさんの仏たち☀️が見えます。
極端にいいますと、
わたしたち、それぞれを救ってくれる、😍
わたしたち、一人一人にあった仏さま☀️が、
この世🍀におられると考えてよいでしょう。😄🎵
(「あなただけの般若心経」より)