東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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指導する側の苦悩

2012-03-22 12:02:43 | 学習塾
1998年にゆとり教育が始まり

失敗だったと踏み、脱ゆとりへと動き

土曜授業の再開、授業時間増と巻き返しが始まりましたね。


私達親の世代は「ゆとり教育」どころか「詰め込み教育」

と言われる時代に教育を受けてきたのですが

では、今指導する立場にいらっしゃる先生方はどうでしょう?

先生方も、もちろん学生時代はゆとり教育ではなかった方が

ほとんどです(今はまだ)

しかし、教師の資格を取り、初めて教壇に立った時は

もしかしたら既にゆとり教育だったっと言われる方は多いかもしれないですね。


ゆとりが始まり10年が過ぎ、やっと板についてきた所だったのに・・・・

そんなお話を聞きました。

全く失敗に終わったと非難される「総合学習の時間」も

現場の先生方にとっては苦悩と試行錯誤の連続だったと勝手に想像してしまいますが

去年から始まった脱ゆとり教育にもまた

これから試行錯誤の連続だとご苦労をお察しします。


しかし、生涯人は学び続ける義務と権利を持っているのですから

この職業に就いた以上、ベストを尽くして子どもたちの成長を促して欲しいと

思いますよね。


こと公立の先生方に対する非難の声をインターネット上などで

よく目にするのですが、確かにそうした現実が無いとは思いません。

ただ、それが現実だとしても、受け取る側が少し考え方を変えて

「先生も大変ね」とちょっとだけ寛大になってみると良い結果を見い出せるのではないかと

思う事もあります。


当教室には小学生から中学生・高校生・大学生・社会人講師まで、

一つの場所に集まり、教え、教えられながら

“人生の経過”を見ているようで、なんだか不思議な気持ちになる時もあります(*^_^*)

それぞれの苦労や努力がリアルに見て取れるからでしょうね


私も新指導要項に対応していく為に苦悩している一人です。

ただ、恵まれていると感じるのは助け合いながら

向上を目指す仲間がいる事ですね!


昨夜は生徒が帰ってから1時間以上講師達と

これからの教育について語り合いました。

話題の中心は新指導にもあるのですが、一人一人の名を挙げて

具体的な変更点を話したり、全体のモチベーションについて話したりと

話が尽きる事はありません。

これはミーティングなんていうお堅い場を設けたのではなく

自然とそうなった事に私はとても嬉しく思いますし期待もしています。


指導する側が苦悩を惜しんでいたら、生徒さんが努力を惜しむ事を

否めないですよね。

言葉ではなく、行動で努力の大切さを見せてあげて行きたいと

思いました。