東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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どうして?と考える癖

2012-03-28 00:40:55 | 学習法について
中学教科書も新しくなり、新指導、難易度が上がる、単元が増える等など

親の心配を増幅させる言葉が飛び交っていますが

実際、何がどう変わるの?

という所、分かり易く大まかに挙げてみようと思います。



日程、時間の点では兎に主要教科学習の増加

これによって、学校側は行事を削ったり変更したりとしているようですね。


数学・理科の内容が大きく変わるという事はご存知の通りです。

英語も単語数が大幅に増えて、今までのペースではとても追いつかないでしょうし

国語も生徒さん達が苦手としている所、古典などが増えるようです。


しかし、何がどう変わると言うよりも一番の関心は

この年代のお子さんを持つ親御様にとっては

「テストがどうなるの?」と言う所ではないでしょうか?

学習内容が変わるのだからそれに合わせてテストも変わるのは当たり前ですが

今までと違うのは

    問題の出し方だと思います。

数学は今まで

文章題でも「~~~を求めなさい」という形式でしたが

問題によっては

そこに加えて、「~~~を求めなさい。またなぜその値を使ったのかを述べなさい」

という問い方になります(おおざっぱでスミマセン)

他教科にしても

「なぜそう考えたのかを述べなさい」という問いが目立ちます。

出された答えが正しくても、それを導き出した理由がはっきりしていないと満点ではないんですね。

いわゆる論理的思考力となるのですが・・・・・


では、この論理的思考力とは、どのように育てる事ができるのでしょう?

あくまで私の考えですが、

幼児期に言葉を覚えて使いこなせるようになった頃

何にでも興味を示し「なんで?どうして?」とお子さんが聞いてくる時期があったと思います。

そんな時、こちらも「なんでかしら?」と思った事ってありませんか?

一つの事を突き詰めて考えて行くと実は分からないことだらけですよね(^_^;)


いつの頃からか、そんな事知らなくても良いじゃない・・・なんて考えるようになって

「なんでだろう?」なんていちいち気にしなくなります

確かに、幼児期のように一つ一つを追及していては切が無いのですが

今までより少しだけ「なんでだろう?」と考えてみる


例えば、水槽があったとして・・・・

横から見れば、向こう側は水を通して見えるのに

水槽の上から斜めに向こう側を見る事が出来ない・・・「なんでだろう?」


勉強も同じで、今まで答えを出して終わっていた事も「なんで?どうして?」と考える。

今までより、少し深く考える。

そうした習慣がこれからとても役に立ちます。

お子さんと、「なんでだろうね?どうしてかしらね?」という言葉をキーワードに

会話をするのが良いですね!