今までの都立高校推薦入試は8割ほどの高校が60%以上の割り合いで
調査書を合格基準としてきた訳です。
なので、“内申”が合格基準の目安でした。
しかし、今年度の入試試験からはこの調査書は50%と引き下げられました。
小論文・作文、面接などを通し、よりコミュニケーション能力や考える力、表現する力等を
評価の対象にして行く事が狙いのようです。
具体的な試験内容は9月の発表となっていますが
面接を廃止する動きも聞こえてきたり、混乱しているようです。
いえ、混乱しているのは塾側も同じ事ですが
どんな試験方法が発表されても志望校合格を掴む為に
常に準備して行くだけですね。
ただ、ここで私が問題だと思ったのは“内申”が志望校判定の目安とならなくなるなら
いったい、何を基準として考えるのか?
と言う事です・・・
とは言っても、50%ですから内申をより高く取る為の努力は欠かせません
新指導の目的は「生きる力の育成」ですから
受験生さん達には、「定められた条件」を身につけていく努力が必要です。
推薦入試は学力の差が深刻化しているのが現状です。
推薦自体を廃止した他府県もありますが、東京も近く廃止の予定だと聞いています。
来年度、再来年度の生徒さん、いえ・・・今後入試を控えている皆さん!
入試情報は日々変わっていきますから、ぜひ関心を持っていただきたいです
都立高校の人気(倍率)は上がる一方です。
お子さんの意志に任せると言う考えでは、後悔する事になる
お子さんに必要な情報と学力を常にサポートしていってあげて欲しいと思います。
私も人事を尽くせるよう努力していきます。
一緒に頑張りましょう!