中間テストの結果が揃いつつあります。
目標をクリアした生徒さん、残念ながら今回は届かなかった生徒さん
それぞれです。
まだ入塾して間もないある生徒さんが
「こんな成績になるなんて!塾長はビックリしないんですか?」
と解答用紙を見ていた私に聞いてきました。
ビックリなんてしませんよ。むしろよく得点できたと感心するくらいです。
「あなたはビックリしたの?」と聞いてみると
それはもう、ビックリを通り越してショックだったようです。
では聞くけれど・・・と言って
対策中、自分の取り組みがどうだったかを思い出してもらいました。
そうです。
ルールを守らず、警告を無視してこれくらいのテスト軽い軽い!!
とやってきた事を自分で話しながら確認しました。
その結果がどうなるか?やったつもりの学習が通用しない事を話しました。
そして、一週間、十日前から躍起になるよりも、普段の学習にどう取り組むか
日々の学習をどう学んでいくのか、作り始めたノートをいかに活用していくのか等を
反省しながら確認しました。
今までのような、軽い軽い!平気平気!なんていうノリや
メンドクサイな~なんていう渋い顔はもうありません。
反抗期・思春期にいる中学生だからこそ
押し付けられた学習を嫌々続けさせて、目先のテストで得点させても上位校にはいかれません!
自主性を持って、より効果的な学習方法の確立を自ら探していくんです。
失敗は成功の母です。
今回の失敗を嘆く暇があったら、次のテストに向けて
120%の努力をすべきです!
悔しさが新鮮なうちに、次のステップに進まなくては同じ事の繰り返しになりかねません。
去年、悔しい結果を味わった生徒さん達は
満面の笑みでテスト結果を見せてくれました。
「良い方に事故った!!」と自分でも信じられないと言っていた生徒さんもいました。
今回、よい結果が出せたのも
失敗があり、それをしっかり反省材料として受け入れ、次に向けて実行した結果ですね!
涙あり、笑いありの教室は今日も元気に志望校合格に向けて進んでいます。