昨日の9時間拘束補習授業は
中学生さん達の学習意識革命には十分の効果があったようです。
今月始め、受験生の保護者様とは進路面談をさせていただきました。
そして昨日の補講は進学を意識させるよいきっかけにもなりました。
今日は「第一志望校を○○高校に決めたいです」と
一人の生徒さんが報告してくれました。
当教室に通ってからメキメキと成績を上げてきていますが
まだ志望校には届いていません。
開きもまだありますから、これからの学習には
今までのような気持では合格は無い!
辛く厳しく、甘えは聞かない、学習が最優先になる事を話しましたが、本人の決意は固いようです!
私に直接宣言していなくても
3年生さん達は心に決めた高校にいよいよ向き合う決心をし始めたようです。
奮起奮闘してぶつかって行こう!しっかりサポートしていこうと私も襷を締めなおす気持ちです。
志望校を決める上で、こんな話を目にしたので
ぜひ、このブログを読んで下さっている皆さんにも考えていただきたいのですが・・・
高校3年生の進路について先生が悩んでいらっしゃいます。
ある生徒さんはとても優秀で国立間違いなし!とどの先生も太鼓判を押すほどだそうです。
しかし、当の本人は4大を希望していません。
理由は将来の夢が叶うのは国立ではなく短大に通う方がより近いから・・・です。
ここで先生は何を悩むかと言うと
進学実績が一席減ってしまう事です。
その為に、何とか説得しなくては・・・と悩んでいらっしゃるんです。
いかがでしょう?
私も悩むでしょうね、でもそれは実績の為ではなく
本当に生徒さんの将来に役立つ道を模索して悩むでしょう。
志望校を決めるのは生徒さんの意志です。
私は上位校でなくても生徒さんが希望した学校に合格できる事が
一番望ましいと考える人間なので元々「輝かしい実績」にこだわりが無いのかもしれません。
しかし、まだ人生経験の浅い学生さんの一時の感情で正しい判断が本当に出来るでしょうか?
もちろん、もし失敗したとしてもそれで本人が納得のいく人生になるなら
それで良いのかもしれませんが・・・
進路は誰が決めるのでしょう?何のために「そこ」にするのでしょう?
「深謀遠慮」
進路はじっくり考えて決めたいものですね。