小学生の作文の練習
当教室では頻度を高くし、書く事に抵抗をなくすことから始めます
今日は「未来日記」と「お話しの続きを考える」という
テーマに沿って書きました
未来日記は自分で何年後の日記を書くかを決め
内容も自分で決める、あくまで「未来」というだけのテーマ
このお題は受験生に受験期に入る前によく書いてもらいます
「合格体験記」という題名だけは共通しますが、生徒さんみんな書く事は
それぞれです。自分と向き合う良いチャンスですね。
話が逸れましたが
小学生が未来の自分を予想し、更にそれを日記にするなんて
結構想像力が必要とされます
用意してある用紙の半分も埋まらず、「何を書けばいいのかわからない」となるのは
普通の事です
文章を書くときは起承転結が基本ですが
小学生さんにはもっとわかりやすいところから始めましょう
「いつ・どこで・だれと・なにが・どうした」
の流れをボードに書くと、生徒さんたちはそれを見ながら文章を整理し始めます
それでも、「もう書く事がない」という生徒さんももちろんいますよね
そんな時は
「主語と述語を詳しく説明していってあげる」事を意識させます
例えば
今日はお花見に行きました。桜がたくさん咲いていてきれいでした。
という文を
今日のお花見はとても良い天気になり私もワクワクしながら行きました。桜だけでなく、雪柳やモクレンの花もたくさん
咲いていて、とてもきれいでした。
または
今日は家族でお花見に行くので楽しみでした。桜は白い花びらから濃いピンクの物まであり、種類が多くてびっくりしましたが、とてもきれいでした。
とするだけで文字数もだいぶ変わりますし、様子が伝えやすくなります
たったこれだけ!
これだけのことで文章を書く自信もついてきます!
何を書けば良いのかわからない
という時は、現実にある事だけではなく「こうだったらいいな」「こうなったら面白いな」
という内容を書き出したり、自分の気持ちや実際にあったことを組み合わせたりすると
自分でもびっくりするほど楽しい文が書けるようになります
とは言っても、練習は必要ですし語彙力を増やす必要があります
語彙力をどうやって増やすかというと
やはり読書が一番良いと思いますが、書店でも語彙力に特化した教材がありますから
それらを利用するのも良いでしょう、ただ・・
子ども新聞を購読して、一緒に読む時間を作るのがベストだと私は思っています
こうした作文も思考力育成クラスで実施しています
ホームページはこちらからどうぞ