今日は久しぶりに子育て編です
学校は教育の場として、日本人なら9年間を過ごす事が義務づけられていますが
それは何の教育か?
読み書きソロバンと言う基礎から始まり、学力・知識向上を養うという意味での教育も有りますが
その側面では集団生活を通して意思疎通の訓練や協調性を養っている訳です
失敗からしか人は学べないという言葉は
学習だけでなく人生に置いても言えると思います
他人との関係をどう構築していくのか?
自分の意志と合わない相手にどう対応していくのか?
それらも失敗から学んでいくものではないでしょうか
ただ、時代の流れも有り、暖かいまなざしで見守ってくれる地域の目や
時には叱ってくれる第三者の存在などが薄れている現在で
子どもを守ってあげられるのは親しかいないという現実もあります
モンスターペアレントや小1プロブレムなどの言葉が定着して久しいですが
そもそもそうしたトラブルが発生する元の要因とは何か?
と考えると、社会勉強の場の統制が崩れている事にあるのではないかと私は思っています
教育と言う大義名分をかざした体罰がある反面
大切にするがあまり子どもの自立を阻害する親もいます
大人と言えど人の子です、間違いも有れば失敗もします
子どもの前では完全であろうとする大人のプライドが結局の所
その大切な子どもを犠牲にしている事はおおいにあり得ます
核家族となった今、子ども達に社会勉強をさせる事は容易ではありません
複雑化した家庭が増え、子ども達が伸び伸びと育つ環境は失われています
その結果トラブルも比例して増えている訳です
学校でのトラブルや家庭でのトラブルに直面した時
私たち大人は人として親として子どもに正しい指導をする必要があるのですが
解決策が見つからない事もしばしばだと思います
私自身は4人の子どもの母として26年間沢山の経験をしてきました
その中で養って来た親がしてあげるべき子どもの社会勉強のさせかたは
「見守る事・励ます事」
だと思っています
結論を親が出してはダメです
子どもより前に親が対策してはダメです
子どもの意見を良く聞き、励ます事だと思っています
他人を卑下しても解決にはなりませんから
それにどう立ち向かうのかをアドバイスする事です
トラブルから逃げても戦ってもダメ
賢く立ち振る舞う事を教えてあげられるのは今の時代
親しかいないように思います
将来、子ども達がより良い社会を作り出せるように
親の皆さん!今日も頑張りましょう!!