ついつい後回しになってしまう復習学習に
とても良い切り口のアドバイスをお茶の水大の講師がしてくれましたので
少し前の話になりますが、ある生徒さんは授業中にわからなくなると
髪をかきむしる癖!?がありました
自分で頭をげんこつで叩き、髪をむしり取るのです
また、他の生徒さんも
テストのバツつまりレ点の端と端を自分でまるく繋いで、点数の数字も工夫して
例えば点数についていた数字が1なら7に3なら8に・・つまり13点を78点に見せて
ごまかすという癖!?がありました
こうした場合、塾としてなにをするべきか?
おそらく殆どの塾は何もしないでしょうね
対応する案件ではないと捉えている場合もあると思います
しかし、私は親御さんと一緒に対応しようとします
そうした癖 の原因がどこにあるのか?どうしたら改善できるのか?
なによりも、生徒さんがどうすれば学ぶ事を楽しみ自信を持つようになるのか?
親御さんと一緒に話し合って協力しながら改善を模索して行きます
しかしこの時
ご家庭にとっても予想外の試練が待っている場合もあり
問題に向き合う事をやめてしまう場合もありますし
「塾が悪い」と責められる時もあります
責められる事もあるのに、なぜ働きかけるのか?
それは、何かをしても、何もしなくても「塾が悪い」となるからです
今日はなぜそんな話になったかと言うと
そうした理由で退塾された生徒さんを見かけたからです
私が帰宅するのは10時を回ります
その時間にコンビニの前で数人の中学生がかたまって何かを食べていました
『こんな時間に中学生か・・』と職業柄でしょうか
少し視線を向けると、その生徒さんがいました
近くの他塾に通っているのでしょう
『あの癖は治ったかな?』
と気になりましたが、声はかけませんでした
塾の帰り、深夜にコンビニで立ち食い・・
当教室の生徒さん達にはして欲しくないなと素直に思います
生徒さん達にとっては、ささやかな楽しみなのでしょう
しかし、出来る事なら違う形で楽しんで欲しいです
中学生でも高校生でも
塾が終わったらまっすぐ家に帰る、お茶の水講師が発信してくれたように
帰る道すがらも、今日はこんな事をしたな・・あれがイマイチわからなかったな・・
など、授業を振り返るくらいはして欲しいですね
帰って来たら、ちょっとしたデザートで迎えてあげるのも
良いのではないでしょうか
安全の為にも、成長の為にも
塾の帰りは寄り道をしないという事をご家庭でお話ししておくと良いと思います