HIKOの趣味三昧な日々

趣味の音楽やスポーツについて、日々の気付きとともに書きつづっていきます

Chick Corea 「Children's Songs」

2006年12月19日 22時02分31秒 | CD
今日は朝の天気予報では暖かくなると言っていたと思うのですが、意外に寒い一日でした。

さて、今夜は昨日ディスク・ユニオンで購入したもう一枚のCDを聴いています。
●Chick Corea 「Children's Songs」(写真)
この作品はチック・コリアのソロ・ピアノによる小品を20曲、全部で40分弱のアルバムです。何曲かはチックのほかのアルバムでも聴けるものが混じっています。どの曲もチックらしいビビッドなメロディに溢れていて美しいアルバムです。どちらかというとジャズというよりクラシックの作品集に近く、ドビュッシーを連想させる曲想のものが多いように感じられます。チック・コリアと言えば、RTFやエレクトリック・バンドでの最先端のフュージョン・サウンドあり、ゲイリー・バートンやハービー・ハンコックとのデュオによる丁々発止の真剣勝負あり、他にも様々なフォーマットによる実験的で先進的な作品を数多く残していて、冒険心に溢れた根っからのミュージシャンですが、その根幹にはこうした知的でクラシカルな作品を創造することのできる知的で確かな音楽性を備えた優れた音楽家なのだと思いました。
1983年7月の録音。

「国内盤」「美品」「帯付き」、200円割引クーポン使用、満足の850円でした。