8月3日(水)
望み叶って二人で洞川温泉へ行くことになった。
洞川温泉郷は奈良県の天川村大峯山から流れ出る山上川が走る標高約820mの山里で、近鉄吉野線下市口駅からバスで70分、午前11時38分に終点洞川温泉に着いた。
道中窓の外は右も左も緑一色、山間の景色に癒され揺られているといつの間にか眠っていた。(笑)
バス停の直ぐ近くに八幡宮が在って、先ずはお参りすることにした。「洞川のむかし話 其の壱」には天智天皇六年(667)役行者・小角(おづぬ)が修行に大峯山入峰するにあたり守護と祈誓成就(きせいじょうじゅ)のため祭祀したと伝えられている、と書かれていた。
境内の杉やケヤキの大樹が時代を物語っていて、一歩踏み込むと心が落ち着いた。
神社にはそれぞれの格式の違いで6つの社号 ●神宮、●大神宮、●宮、●大社、●神社、●社 があるらしい。それぞれの称号の付いた建物を思い浮かべる事が出来るよな。
(画像はクリックすると拡大する)
木陰で持参した柿の葉寿司弁当を食べてからモノレール”とろっこ”に乗って「面不動鍾乳洞」に行った。
何とまぁ可愛いとろっこに思わず心が弾んだ! 眼下には黄色い花が一面に咲いていて、とても綺麗だった。それに洞川の町が素晴らしい絵になって目に飛び込んできた。感動!
鍾乳洞の入り口に立つとひんやりした空気を感じて気持ち良かった。洞内は滑り易く転びそうだったので撮影は控え、頭上と足元に注意しながら進んだ。特に「銀糸の窟」の光景はその名の通りで素晴らしかった。
昭和8年に発見されたそうで、延長280m、洞内の平均気温は8℃、天井から垂れる無数の鍾乳石はストロー鍾乳管(ストロー状の鍾乳石)と呼ばれているそうだ。鍾乳石は1cm伸びるのに100年~200年もかかるとか、何百万年もの大昔から滴り落ちる水滴の成す自然の芸術作品には神々しさが有るよな。
とろっこ乗車券300円と入洞料450円也を十分に堪能して、下山は面不動山を歩くことにした。綺麗な景色&とろっこが走る傾斜を真横から見れたのが良かった。(笑)
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余談ながら天川村には他に「五代松(ごよまつ)鍾乳洞」2ケ所で3つ在る。ずっと以前に名水百選ゴロゴロ水の湧き出る近くの鍾乳洞に行ったのを思い出す。
午後1時50分、龍泉寺の門前に来た。
龍泉寺は真言宗醍醐派修験道の根本道場で「岩大峯山第一水行場」があり、修験者さんはココで身を清め八大龍王に道中の安全を祈ってから山上ケ岳に登られるそうである。
また近畿三十六不動尊霊場第31番札所でもあり、彼にとっては巡礼所の1つで紅葉の綺麗な秋に予定していたそうだが、「行者祭り」を見たい私の希望に予定変更になった次第。(笑)
お互いに譲り合って涼を求める事には一致したので決まった今回の1泊2日の旅、私は龍泉寺の「なで石」をなでなでして持ち上げる事が出来たのが嬉しい。(笑)どうか願いが叶います様に・・・
宿には午後2時にチェックイン。さてさて私のお楽しみ、行者祭りは午後6時半頃からと言う事で、5時からの夕食をお願いし、8時50分からは山上川の橋から花火も楽しんだ。
こちらの祭りもご多分に漏れずコロナで3年ぶりの開催ながら、”ひょっとこ踊り”は感染防止の為他所からの連は招かれず地元の人達だけで小規模だったそうだが、私は大満足した。
←”あまご”の食い福には出会えなかったのが少々残念であったかな。
8月4日(木)
ぐっすり眠って爽やかな目覚め、今日は「かりがね橋」を渡ってから帰ろうと決まった。
こちらの吊り橋は長さ120m、高さ50m、板が敷き詰められて足元から川が見えない造りでスリル感はなかった。でも大峯山の山嶺と眼下の洞川温泉郷は何回見ても感動的だ!
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久保治旅館さんにありがとう!又来るね。健脚のお守りに金剛杖を買い求め、冷やしそばを食べてから12時30分バスに乗った。
望み叶って二人で洞川温泉へ行くことになった。
洞川温泉郷は奈良県の天川村大峯山から流れ出る山上川が走る標高約820mの山里で、近鉄吉野線下市口駅からバスで70分、午前11時38分に終点洞川温泉に着いた。
道中窓の外は右も左も緑一色、山間の景色に癒され揺られているといつの間にか眠っていた。(笑)
バス停の直ぐ近くに八幡宮が在って、先ずはお参りすることにした。「洞川のむかし話 其の壱」には天智天皇六年(667)役行者・小角(おづぬ)が修行に大峯山入峰するにあたり守護と祈誓成就(きせいじょうじゅ)のため祭祀したと伝えられている、と書かれていた。
境内の杉やケヤキの大樹が時代を物語っていて、一歩踏み込むと心が落ち着いた。
神社にはそれぞれの格式の違いで6つの社号 ●神宮、●大神宮、●宮、●大社、●神社、●社 があるらしい。それぞれの称号の付いた建物を思い浮かべる事が出来るよな。
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木陰で持参した柿の葉寿司弁当を食べてからモノレール”とろっこ”に乗って「面不動鍾乳洞」に行った。
何とまぁ可愛いとろっこに思わず心が弾んだ! 眼下には黄色い花が一面に咲いていて、とても綺麗だった。それに洞川の町が素晴らしい絵になって目に飛び込んできた。感動!
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鍾乳洞の入り口に立つとひんやりした空気を感じて気持ち良かった。洞内は滑り易く転びそうだったので撮影は控え、頭上と足元に注意しながら進んだ。特に「銀糸の窟」の光景はその名の通りで素晴らしかった。
昭和8年に発見されたそうで、延長280m、洞内の平均気温は8℃、天井から垂れる無数の鍾乳石はストロー鍾乳管(ストロー状の鍾乳石)と呼ばれているそうだ。鍾乳石は1cm伸びるのに100年~200年もかかるとか、何百万年もの大昔から滴り落ちる水滴の成す自然の芸術作品には神々しさが有るよな。
とろっこ乗車券300円と入洞料450円也を十分に堪能して、下山は面不動山を歩くことにした。綺麗な景色&とろっこが走る傾斜を真横から見れたのが良かった。(笑)
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余談ながら天川村には他に「五代松(ごよまつ)鍾乳洞」2ケ所で3つ在る。ずっと以前に名水百選ゴロゴロ水の湧き出る近くの鍾乳洞に行ったのを思い出す。
午後1時50分、龍泉寺の門前に来た。
龍泉寺は真言宗醍醐派修験道の根本道場で「岩大峯山第一水行場」があり、修験者さんはココで身を清め八大龍王に道中の安全を祈ってから山上ケ岳に登られるそうである。
また近畿三十六不動尊霊場第31番札所でもあり、彼にとっては巡礼所の1つで紅葉の綺麗な秋に予定していたそうだが、「行者祭り」を見たい私の希望に予定変更になった次第。(笑)
お互いに譲り合って涼を求める事には一致したので決まった今回の1泊2日の旅、私は龍泉寺の「なで石」をなでなでして持ち上げる事が出来たのが嬉しい。(笑)どうか願いが叶います様に・・・
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宿には午後2時にチェックイン。さてさて私のお楽しみ、行者祭りは午後6時半頃からと言う事で、5時からの夕食をお願いし、8時50分からは山上川の橋から花火も楽しんだ。
こちらの祭りもご多分に漏れずコロナで3年ぶりの開催ながら、”ひょっとこ踊り”は感染防止の為他所からの連は招かれず地元の人達だけで小規模だったそうだが、私は大満足した。
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8月4日(木)
ぐっすり眠って爽やかな目覚め、今日は「かりがね橋」を渡ってから帰ろうと決まった。
こちらの吊り橋は長さ120m、高さ50m、板が敷き詰められて足元から川が見えない造りでスリル感はなかった。でも大峯山の山嶺と眼下の洞川温泉郷は何回見ても感動的だ!
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久保治旅館さんにありがとう!又来るね。健脚のお守りに金剛杖を買い求め、冷やしそばを食べてから12時30分バスに乗った。