12月19日(金)
今年も残すところ10日と1日、この一年もあっと言う間に過ぎたように思う。昨日まで震え上がるような寒さが続いていたのに今日は然程でもなかったので、心斎橋で用事を済ませた後御堂筋を歩いて中之島公会堂3Dマピングイルミネーションを見に行った。
昨年の御堂筋イルミネーションを思い出してブログを繰ってみた。2014年1月2日の日記に便乗していたようだ。今日は画像サイズをもう少し大きくして投稿しておこうかな。
(画像はクリックすると拡大する)
上段右端の写真「ペガスス」(Pegasus)に乗って天へ昇って行けたらと・・・・・・
小学館国語大辞典〔ペガサス:ギリシャ神話中の翼を持つ神馬、ペルセウスに殺されたメドゥーサの肩の切り口から生まれた。英雄ベレロフォンの持馬となり、怪物キマイラ退治やアマゾン族との戦いで活躍する。天馬。ギリシャ語名ペガソス、ラテン語名ペガウスス〕とある。
メドゥーサとは美しい乙女が女神によって髪の毛を蛇に変えられた怪物である。イタリアのフィレンツェに在るウフィツィ美術館で見たカラヴァッジョの油絵『メドューサの首』を思い出す。あの時は恐ろしさに目を背けて見たよな。
それにペガスス座、確か四辺形の星座の名前ではないかな?星空を眺めて星座を楽しむ趣味が無いし、ギリシャ神話を楽しむ能力も無い。ただ何度か聞いた名詞だけに私を悩ませる。(笑)
綺麗で勇壮な天馬の姿にいつまでも見とれているわけにもいかず歩き出した。お目当てが同じと思う人の数は淀屋橋に近づくに連れて増え、警備員さんの数も増えてきた。イルミネーション通り入口から一方通行、上を向いて綺麗なイルミネーションアーチを歩き続けて公会堂の東側壁面へ。
3Dマッピングのテーマは解らなかったが、子供達が喜びそうな可愛いキャラクターが音楽と共に色んな場所で動き回り、社屋全体の色が変化し、滝が流れ落ちる等いろいろ立体的に変化した。
大阪城の3Dマッピングを初め昨年からテレビで頻繁に目にして耳にする言葉で、解ったような気になっている3Dマッピングと言う言葉、3Dマッピングとは何ぞや?とネットを開いた。どのページにも難しい言葉が並んでいたがいろんな表現を借りて自分なりに解釈すると、マッピング(mapping)とは1つのビデオ企画で立体物の面をスクリーンにして映像が投影され、3Dだから空間と映像が関連付けされて動くんだと納得する事にした。ビルの凹凸がくっきりと浮かび、パーツのそれぞれも揺れ動く様は現実離れして不思議な空間を見ている感じであった。こんな演出が出来る時代の進歩に感動した次第。
動画機能を使わず撮った画像であるが投稿しておこう。
会場ではバラ園に通じる道もイルミネーションで飾られていたし露店も出ていた。イルミネーションの祭典はクリスマスやお正月前後の空気の澄んだやや寒いこの季節ならではのイベントになっているが、身を引き締めて観るのが美しさと感動を倍増させるのかなぁ~・・・
マッピング鑑賞を終え御堂筋に戻って来ると、目の前に大江橋の標識を見た。先月の「なにわ5つのリバークルージング」で大阪の橋への関心が少し変わっていた私故、この川は堂島川?土佐堀川?疑問が湧いた。家に帰って彼に聞いてみると、淀屋橋は土佐堀川に大江橋は堂島川に架かっているそうで、共に国の重文だそうだ。へぇ~。この橋も江戸時代の歴史を物語る大阪の重要な橋なんだなぁ~。。。。。
帰る途中、難波ウォークで一人忘年会(笑)をしてお腹も満足させ、身も心もそれなりに楽しい日であった。