気温34度の猛暑!伊勢本街道・山粕から敷津まで歩いてきた。約12キロ/約4時間(ランク★★)ということで、今回は「奈交バスハイク」を利用した。この「バスハイク」は長谷から始まって今回は第三回目になるらしい。
大和八木駅に集合。あの山粕東口バス停近くのスタート地点から歩き出したのは午前11時であった。
なんと鞍取峠(標高590m、上り約500m、下り約800m)の上りは急勾配!歩き初めの急勾配はキツい。58名参加の皆さんは健脚の方ばかりのようで、ご迷惑を掛けないようにしなければと私も頑張った。ある方曰く「しんどいけどもう直ぐ頂上です。峠を下りるとアスファルトの道なのでそちらの方がしんどいですよ」と。成程そうかも・・・炎天下のアスファルトは確かにしんどいよナ。峠は涼しかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/77/8e/4e4603509d3e45d0a7f53d8c524f20d7_s.jpg)
ちなみにこの鞍取峠について案内板の説明を引用しておくと:
本街道の難所の1つである鞍取峠は、倭姫の命が心鏡を奉じて伊勢に出られる道中、
この険しい坂で鞍が飛び「鞍飛坂」といっていたのが後に鞍取坂と呼ばれるように
なったそうです。
又、民謡に「お伊勢参りして こわいとこどこか 飼坂 櫃坂 鞍取坂 鶴の渡か 宮川
か」と伝わっています。
下りの途中に江戸時代宝永8年(1711年)に建てられたという石塔「浄空欣了法師塔」があった。ここ御杖村桃俣(もものまた)の大飢饉の折に人々に施しをした人の供養塔だそうだ。
(画像はクリックすると拡大する)
白鬚稲荷神社に来た。数十段の階段を下りると石の鳥居があって、隣は休憩のできる民家。それからR369を渡って青蓮寺川に沿って2km程行くと春日神社に来た。地名は御杖村土屋原という所だそうだ。境内に「ラッパイチョウ」と言われる保護樹木指定の銀杏の大木があった。普通の葉にまざってラッパのような筒状の葉があるというので探してみたが残念・・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/65/da/413bc8fe8b36c8aa65030be73dc4669c_s.jpg)
12時半、御杖村民運動場でお弁当の時間となった。そして午後1時出発。
御杖村堂前という所に来て、「右 はせ 左 いせ」の道標も確認。それから2km程歩いたか、今日の2つ目の峠・桜峠の入口にさしかかった。牛舎があって牛が顔を出していた。本街道旅人を何百人と見送ってきたような慣れた顔でじっとこちらを見ていたね。
桜峠は約700m、それ程の勾配は無く林を抜けると間もなく御杖小学校のドームが見えて来る。円形のモダンな校舎、円形の中央が体育館になっていて、周りに教室が並んでいるそうだ!!!運動場はとても広かったしプールにはきれいな水が張られていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/46/99/f014f90d3e55ff583aacb16e52eb236b_s.jpg)
ふと見ると目の前に奈交バスが停まっている。
ギブアップの人はここで乗車してゴール地点の敷津の「道の駅伊勢本街道御杖」で皆さんを待つことになっているらしい。迷った・・・・・残りの距離を尋ねると6kmぐらという。「後はほとんどアスファルトの道が続くので無理をしないようにして下さい。」添乗員さんのこの言葉に決心をして、ただ一人であったがバスのお世話になることにした。
10分程で到着。1時間30分ほど待つことになるというので、頭を切り替えて、「姫石の湯」(ヒメセキノユ)でゆっくりすることにした。「湯」では思いのほか楽しくのんびり過ごすことができてよかった。
まもなく皆さんのご到着。お疲れ様でした。
菅野(すがの)~神末(こうずえ)~敷津(しきつ)までの数か所を彼の写真で追っておこうと思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0a/82/593bef46e919d16910012b67f7efac6b_s.jpg)
安能寺山門 民家の軒下に注目 四社神社 伊勢本街道の銘有り
牛峠入り口 太神宮燈籠と道標 菅野村行悦の道標と首切地蔵
左の写真遠景は三重県の津市三杉町にある大洞山(おおぼらやま)だそうだ。
伊勢本街道も間もなく奈良県を抜けることになる。大阪の玉造から発して暗峠を越えて奈良県に入り山粕迄は彼と二人で歩いた本街道、今回は団体さんのスピードに付いていけず温泉を楽しむ始末となったが、この続きはどうしようかな・・・・・
大和八木駅に集合。あの山粕東口バス停近くのスタート地点から歩き出したのは午前11時であった。
なんと鞍取峠(標高590m、上り約500m、下り約800m)の上りは急勾配!歩き初めの急勾配はキツい。58名参加の皆さんは健脚の方ばかりのようで、ご迷惑を掛けないようにしなければと私も頑張った。ある方曰く「しんどいけどもう直ぐ頂上です。峠を下りるとアスファルトの道なのでそちらの方がしんどいですよ」と。成程そうかも・・・炎天下のアスファルトは確かにしんどいよナ。峠は涼しかった。
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ちなみにこの鞍取峠について案内板の説明を引用しておくと:
本街道の難所の1つである鞍取峠は、倭姫の命が心鏡を奉じて伊勢に出られる道中、
この険しい坂で鞍が飛び「鞍飛坂」といっていたのが後に鞍取坂と呼ばれるように
なったそうです。
又、民謡に「お伊勢参りして こわいとこどこか 飼坂 櫃坂 鞍取坂 鶴の渡か 宮川
か」と伝わっています。
下りの途中に江戸時代宝永8年(1711年)に建てられたという石塔「浄空欣了法師塔」があった。ここ御杖村桃俣(もものまた)の大飢饉の折に人々に施しをした人の供養塔だそうだ。
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白鬚稲荷神社に来た。数十段の階段を下りると石の鳥居があって、隣は休憩のできる民家。それからR369を渡って青蓮寺川に沿って2km程行くと春日神社に来た。地名は御杖村土屋原という所だそうだ。境内に「ラッパイチョウ」と言われる保護樹木指定の銀杏の大木があった。普通の葉にまざってラッパのような筒状の葉があるというので探してみたが残念・・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3f/01/4d5fbbfa447e8963c5865291d1022aa7_s.jpg)
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12時半、御杖村民運動場でお弁当の時間となった。そして午後1時出発。
御杖村堂前という所に来て、「右 はせ 左 いせ」の道標も確認。それから2km程歩いたか、今日の2つ目の峠・桜峠の入口にさしかかった。牛舎があって牛が顔を出していた。本街道旅人を何百人と見送ってきたような慣れた顔でじっとこちらを見ていたね。
桜峠は約700m、それ程の勾配は無く林を抜けると間もなく御杖小学校のドームが見えて来る。円形のモダンな校舎、円形の中央が体育館になっていて、周りに教室が並んでいるそうだ!!!運動場はとても広かったしプールにはきれいな水が張られていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3c/31/0c9db28b7f6595b5b9074e8ba9cab01c_s.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/46/99/f014f90d3e55ff583aacb16e52eb236b_s.jpg)
ふと見ると目の前に奈交バスが停まっている。
ギブアップの人はここで乗車してゴール地点の敷津の「道の駅伊勢本街道御杖」で皆さんを待つことになっているらしい。迷った・・・・・残りの距離を尋ねると6kmぐらという。「後はほとんどアスファルトの道が続くので無理をしないようにして下さい。」添乗員さんのこの言葉に決心をして、ただ一人であったがバスのお世話になることにした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/49/8d/e7fce278938cf4379bd0524a0fc61ad0_s.jpg)
まもなく皆さんのご到着。お疲れ様でした。
菅野(すがの)~神末(こうずえ)~敷津(しきつ)までの数か所を彼の写真で追っておこうと思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/61/13/b62a2c7b4b2e99b83ae8670fda1a704d_s.jpg)
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安能寺山門 民家の軒下に注目 四社神社 伊勢本街道の銘有り
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牛峠入り口 太神宮燈籠と道標 菅野村行悦の道標と首切地蔵
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/10/1f/2476203f2beb6a22d2e0884c05c76169_s.jpg)
伊勢本街道も間もなく奈良県を抜けることになる。大阪の玉造から発して暗峠を越えて奈良県に入り山粕迄は彼と二人で歩いた本街道、今回は団体さんのスピードに付いていけず温泉を楽しむ始末となったが、この続きはどうしようかな・・・・・