鳥取砂丘
2017-06-12 | 日記
今年の梅雨入りは6月7日だったよな。雨は降ってもムシムシ感は少なく爽やかな日が続いて有難い。昨日、庭ではサフランモドキがあちこちで一斉に開花した。そして私達は鳥取砂丘へ行ってきた。
(画像はクリックすると拡大する)
6月11日(日)
乗客41名のツアーバスは午前8時25分新大阪を出発。
11時40分、鳥取市賀露(かろ)港で水揚げされた岩ガキの生食に満足!ごちそうさま。山陰の岩ガキは夏に向かって産卵が始まる時期が最も美味しく今が食べ頃らしい。昼食のカキづくし膳にも大満足した。平素スーパーでは敬遠しているカキなのだが、ココでこそと楽しみにしていた。特に岩ガキのグラタンや蒸し岩ガキは初体験であった。
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さて、砂丘に足を踏み入れた。
目の前に『馬の背』と呼ばれる第二砂丘列が広がっている。ゆっくり歩き出すと想像以上に風が強く、戸惑った。皆んな背を丸めながら一生懸命登っていた。遠くの人がアリの様に見える。そうだ!私も砂丘の上から日本海を見下ろしたい、と思って頑張った。彼は標高46mの『馬の背』の壁を登る人の姿を見て挑戦したくなったようだが、体力を自覚したようで思いとどまった。そりゃ無理だよね。腰を痛めるよ。
この壁では湿った砂が乾いていく時に風の揺らぎで一ヶ所が崩れると、たちまち横につながっていく砂なだれが起きて「砂簾」(されん)が見られるそうである。綺麗だろうなぁ~。
せめて風紋をと思い、人の居ない場所をキョロキョロしていると僅かながら見つかった。5~10m/秒の風が吹くと乾いた砂が風下側へ移動して描かれるらしい。屈んでじっと見つめていると確かに微細な砂が地表を舞いながら移動していくのが分る、感動的な光景である。何かしらの音楽が聞こえそうな気がした。(笑)
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一体この砂は何処から来たの?それは中国山地の砂が千代川によって運ばれ、潮流と波、風のはたらきで堆積したという。東西16km、南北2kmのうちこの辺りが国の天然記念物に指定されているそうである。一握りの砂が欲しかったが、砂の持ち帰りは禁止されていたので諦めた。この感触を足に残そうと思い、素足で歩くことにした。ぐっさり深く入り込むのではないかとの不安はすぐに消えた。彼が何やら変な恰好で乾いた砂を削って「おっ こんなに湿っている。ここまで水分があるんだ。」と納得していた。成程!確かに私の足の感触も少し下層部は確り硬かった。
今日の日本海の海は静かで、水平線を眺めているとゆったり気分になれた。最終的に砂まみれになったが、満足満足。
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ツアーには浦富(うらどめ)海岸の展望も含まれていて、30分ばかりの移動で着いた。
彼曰く「浦富海岸は日本海の荒波で壮大な海食地形をしていて洞門や洞窟、それに沢山の小さい島があっていろいろ楽しめる」そうだが、今日の私達は「荒砂神社」に参拝して海岸を自由散策する事になっていた。
神社の横の岩場を下りて海食海岸を歩き、海水をしっぽり含んだ海食崖の手触りに感動を覚え、ココだけでも充分に楽しめた。
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おつかれさま
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6月11日(日)
乗客41名のツアーバスは午前8時25分新大阪を出発。
11時40分、鳥取市賀露(かろ)港で水揚げされた岩ガキの生食に満足!ごちそうさま。山陰の岩ガキは夏に向かって産卵が始まる時期が最も美味しく今が食べ頃らしい。昼食のカキづくし膳にも大満足した。平素スーパーでは敬遠しているカキなのだが、ココでこそと楽しみにしていた。特に岩ガキのグラタンや蒸し岩ガキは初体験であった。
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さて、砂丘に足を踏み入れた。
目の前に『馬の背』と呼ばれる第二砂丘列が広がっている。ゆっくり歩き出すと想像以上に風が強く、戸惑った。皆んな背を丸めながら一生懸命登っていた。遠くの人がアリの様に見える。そうだ!私も砂丘の上から日本海を見下ろしたい、と思って頑張った。彼は標高46mの『馬の背』の壁を登る人の姿を見て挑戦したくなったようだが、体力を自覚したようで思いとどまった。そりゃ無理だよね。腰を痛めるよ。
この壁では湿った砂が乾いていく時に風の揺らぎで一ヶ所が崩れると、たちまち横につながっていく砂なだれが起きて「砂簾」(されん)が見られるそうである。綺麗だろうなぁ~。
せめて風紋をと思い、人の居ない場所をキョロキョロしていると僅かながら見つかった。5~10m/秒の風が吹くと乾いた砂が風下側へ移動して描かれるらしい。屈んでじっと見つめていると確かに微細な砂が地表を舞いながら移動していくのが分る、感動的な光景である。何かしらの音楽が聞こえそうな気がした。(笑)
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一体この砂は何処から来たの?それは中国山地の砂が千代川によって運ばれ、潮流と波、風のはたらきで堆積したという。東西16km、南北2kmのうちこの辺りが国の天然記念物に指定されているそうである。一握りの砂が欲しかったが、砂の持ち帰りは禁止されていたので諦めた。この感触を足に残そうと思い、素足で歩くことにした。ぐっさり深く入り込むのではないかとの不安はすぐに消えた。彼が何やら変な恰好で乾いた砂を削って「おっ こんなに湿っている。ここまで水分があるんだ。」と納得していた。成程!確かに私の足の感触も少し下層部は確り硬かった。
今日の日本海の海は静かで、水平線を眺めているとゆったり気分になれた。最終的に砂まみれになったが、満足満足。
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ツアーには浦富(うらどめ)海岸の展望も含まれていて、30分ばかりの移動で着いた。
彼曰く「浦富海岸は日本海の荒波で壮大な海食地形をしていて洞門や洞窟、それに沢山の小さい島があっていろいろ楽しめる」そうだが、今日の私達は「荒砂神社」に参拝して海岸を自由散策する事になっていた。
神社の横の岩場を下りて海食海岸を歩き、海水をしっぽり含んだ海食崖の手触りに感動を覚え、ココだけでも充分に楽しめた。
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おつかれさま