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写真付きで日記や趣味を思いつくまま気の向くままに。

キダチアロエ&ピーナツ

2015-12-17 | 日記

  12月17日(木)  
なんという偶然かご近所にキダチアロエに花が咲いているのを発見!寒さに向かうこんな季節に咲く花だったのか・・・と改めてまじまじと見つめてしまった。先入観を取り払うとちょっぴり好きになって、オレンジの熱帯的な花に「元気だね。寒さに負けないで頑張って!」と応援したい気持ちになった。(笑)
折角なのでカメラを取りに帰って再度出かけて撮った写真、ここに残しておこう。
アロエベラも花が咲くのかなぁ~。。。。。

そして、今日は先日の生の落花生でピーナツ味噌作りにチャレンジしてみた。莢ごと湯がいて実を取りだし、お味噌とお酒と味醂とお砂糖で調理する。最後にすりごまを混ぜて出来上がり。初めて作るので心配であったが美味しく出来て、温かご飯にのせて食べると幸せ気分になれた。これで生の落花生が一粒残らず活かされて良かった良かった。
            (画像はクリックすると拡大する)

来年予定の落花生自家栽培が楽しみだなぁ~。

それから夕方の話、ダウンの上着と毛糸の帽子と手袋でしっかり身を包み、運動靴を履いてリュックを背負っていつもの帰り道を急いでいたところ、ふと西の空を見上げると、真っ赤な夕日が金色の光を放ちながら今にも沈む瞬間を見た。うわぁ~綺麗だなぁ~!もう少しもう少し待っててよ。沈まないでこのままじっと見させてよ~~、声を発しそうになりながら見送った。この感動的な瞬間に余韻を引きずっていると、高価なカメラを肩に同じく夕日を追っかけている一人の男性が居た。予めこんな景色を予測できたのだろうかと・・・・・
一日一語 日めくりカレンダーの「今日を いちにち 精いっぱい 頑張って 最後に 素敵な 夕焼け 見れたら いいなぁ。」が思い浮かんだ。正に今日の私であった。由紀ちゃんにありがとう。


アロエベラ

2015-12-11 | 日記
これまた昔の記憶で頭の隅っこに有って未だ納得の出来ていない植物・サボテンの話になるのだが、歩く事が多くなって駅まで行く途中に見かける大きな葉のサボテンが気になり出したのは4ケ月前。かつて若かりし頃K先生が「食べない?」と、大きな大きなサボテンを沢山抱えて尋ねて下さった時には、びっくりして断ったまま名前を知ることもなく歳を重ねてきた。ちょっと火傷をした時に塗ると即痛みが止まるサボテン・アロエは知っていた。でもニョキッと伸びた茎の先に咲く赤い花は私の好みではなかったので我が家には無かった。
妙に執着していた矢先、その食べられるサボテンが偶然手に入ったのである。

  12月10日(金)
一昨日CDshopをうろついての帰り際、覗いた園芸店に有った。「この時期あのサボテンは入荷しないんです。」と他の園芸店で聞いて諦めていただけに、なんとまぁ嬉しくて感激!
「これがアロエヨーグルトに使われているアロエベラと言うサボテンです。」
「えっ?ヨーグルトにそんなの有るのかな・・・」そう思いながら続きの話に興味津々一生懸命聞いた。そして今日、普段仕込んでいる手作りのカスピ海ヨーグルトに入れてみようと一葉を選んだ。

アロエベラの葉は果物ナイフで簡単に切り取れた。
ゼリー状の果肉からトロリとした液が滴り落ちた。綺麗に洗い、3cm位に切って縁を取り去り、緑の濃い表皮を剥ぎ、刻んでヨーグルトに混ぜた。特別美味しい物ではなかったが、心配していた苦みは無く、体に良い物と思えば食べられると解った。彼は蜂蜜を足していたがお砂糖でも大丈夫かな。とにかく初めて知ったサボテンの味、長年の課題が片付いた様でなんだか気持ちが軽くなった感じ。(笑)
お仲間にも食べ方を聞いてみて、いろいろ試したいが、先ずはアロエヨーグルトからのスタートである。

            (画像はクリックすると拡大する)


市販のアロエヨーグルトなるものを買いに行って、生の落下生の袋詰めを見つけた。
勿論買って帰って考えた。さて、どうして炒るべきか・・・・・栗を炒っている露店の釜を思い出した。砂のようなものが中に入っていて回転しているあれである。そこで不要になった天ぷら鍋に砂を入れてヘラでかき混ぜながらやってみた。この発案に!?(笑)
琵琶湖の砂浜であまりにも綺麗な砂に感動して茶碗3杯分ほど貰って帰っていたのだ。まさかこんな事に使うなんて一体誰が想像していただろうと、我ながら驚きである。
ちょっと焦がしそうになったが結果的には成功!莢を割るとピーナツの薄皮がほろほろと落ちる、落ちないで豆に付いている状態に仕上げるべきなんだよな。火を止めてから砂が冷める迄も落花生は炒られている状態だから、その分を見込んで早めにストップすると良いと解った。炒りたては大変香ばしく美味しいなぁ~。

ちなみに市販のアロエヨーグルトよりも私のアロエヨーグルトの方が美味しいよ。(笑)あの甘さは私の好みと少々違うようだ。それからもう一方のアロエは「キダチアロエ」と言うそうで覚えておこう。
今日はアロエヨーグルトとピーナツ炒り、普通には面白くもなく〝しょうもない事”がアナログ人間にとってはとても楽しい体験日であった。

わらぞうり作り

2015-12-06 | 日記
あれからもう10年、「〝わらぞうり”作りませんか。教えてあげますよ。藁は納屋にあるからネ。」と言って下さっていたおばあちゃんが居られた。仕事場に借りていた家の家主さんだった。朝陽に手を合わせ齢80歳代の日々を自然の恵みに感謝して過ごされていたのを思い出す。その内いつか、と思いながらついにその機会を得ずおばあちゃんは旅立たれた。
そういえば私のおばあちゃんも朝な夕なに手を合わせておられた姿が目に浮かぶ。身だしなみすっきりと綺麗なおばあちゃんで優しい人だった。
私が未だ大学生だった頃「ええか いつか結婚したらな、色んな日があるけど、どんな朝も笑顔で旦那さんを送り出すんやで。」「うん。」約束は守れなかったけれど(笑)今しみじみと思いだす・・・・・・・
そんな2人のおばあちゃんに共通していた姿を思い出していると、わらぞうり作りを是非是非今年こそ実現したくなった。他の用事を差し置いて行ってきた。

  12月6日(日)
以前「馬場塚に訪れた事がある安堵町なので、少しは馴染みを感じていた。
「安堵町歴史民俗資料館」の建物は江戸時代から代々村の庄屋さんであった今村家の屋敷が提供されたもので、茶室や内蔵を備え、幾つも有る広い部屋には町内の歴史文献や民俗資料などの展示の他、江戸時代より引き継がれてきた町の伝統産業「灯心ひき」技術の継承を担っていられる所だそうだ。情報展示室には灯芯ひきの作業風景が再現されていたり、昔の様々な道具類が所狭しと置かれていて、見ごたえのある館であった。

        (画像はクリックすると拡大する)

今回の申込み「灯芯ひき」の方は沢山おられたが、「わらぞうり作り」の方はたまたま2人だけだったので対面式の指導を受ける事ができ、不器用な私には有難かった。
使う材料は赤米と言うもち米の藁だそうで、うるち米と言う普通のお米の藁よりも粘りがあるらしい。稲わら3本ずつを両手に持って掛け結びをし、その結び目を足で押さえ、両方の手の平でねじり合わせを繰り返しながら先の方まで続けるのが最初の作業であった。この作業を「縄を綯う(ナウ)」と言うらしい。なかなか難しい。ようやくピンと伸びた2本の縄が出来てそれはそれは感動ものだった。嬉しかった。それらを細い先の方で結び合わせて1本にし、左右の足の親指に引っ掛け交叉させて手前に回すと左、中、右の3つの楕円ができて、草履の芯が出来る。編んでいく際、藁は真ん中の穴からは必ず下から上へ出る様に右から左へ、左から右へと移動させていくのだ。
                  

編み始めとなる草履のつま先は尖らない様にカーブさせるのがポイントで、これ又ぎゅうぎゅう引っ張ると尖ってしまうので手加減に苦心する。何だかんだと言いながら鼻緒を通す後ろの方の左右2つの目の位置が決まり、残りを編んでから芯の縄紐を引き、踵(カカト)の形を整えて、最後に竹ベラで鼻緒前の目の始末をして仕上げていくのだ。
モタモタしている私に逐一お手本を見せながら丁寧に教えて下さったお陰で、ようやく完成した作品は片足だけでしかも小さい子供用になったが、大満足で吊るして飾ろうと思った。

念願叶い気分はルンルン、腕にかけて歩く私はずっとニコニコ顔だったように思う。小さい幸せ大きな喜び、本当にありがとうございました。