横浜市都筑区耳鼻咽喉科

南山田(センター北と北山田の間)の耳鼻咽喉科院長のブログ。

三浦投手復活

2011-07-10 20:04:26 | スポーツ

今シーズンのほとんどを2軍で過ごしていた、ベイスターズのエース三浦投手が、今日の中日戦で久々の先発登板を果たしました。1回表、いきなり3者連続空振り三振。失点は、現在絶好調の元横浜小池選手にタイムリーを打たれた1点だけ。6回まで9奪三振、気迫のピッチングでした。7、8、9回は江尻、牛田、山口。7回以降の投手だけは、他チームに引けを取らない、今年のベイスターズです。三浦投手の今季初、というより、昨年5月以来の勝利でした。

これも良いピッチングだった、相手中日の同じ背番号18番伊藤準規投手は20歳。三浦投手の18歳年下です。三浦投手がユニホームを脱ぐときは、そう遠くないかも知れません。でも、あのままでは終わってほしくなかった。もう一度、三浦投手のピッチングが見たかった。この日が来ることを信じて頑張ってきたであろう本人にとっても、特別の一勝だったでしょうが、ベイスターズのファンとしても、本当に嬉しい日になりました。

昨夜は県東部中堅耳鼻科医の会。慈恵医大出身の比較的若手の耳鼻科医の会です。出席者の学年としては、私が一番上の学年です。そこで、同じベイスターズファンの後輩と三浦投手のことを話したばかりでした。

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鼻副鼻腔炎の病態と治療5 薬物療法

2011-07-10 15:21:05 | 院長ブログ

急性鼻副鼻腔炎は細菌感染によるものであり、抗菌薬が考慮されます。昨年(2010年)、日本鼻科学会から診療ガイドラインが出されました。耐性菌の増加に対応して、抗菌薬を必要ないときは使わず、必要なときにはしっかり効く薬を選んで使うための、ガイドラインです。

慢性鼻副鼻腔炎に対しては、1990年頃からマクロライド療法が行われるようになり、効果を上げています。マクロライド系の抗菌薬には、細菌に対する作用だけでなく、いりいろな抗炎症作用があって、これを少量長期間使うと、今まで使われていたどの薬よりも、慢性鼻副鼻腔炎に効果があるとされています。

他に消炎酵素剤や粘液溶解剤が使われることもあります。アレルギー性鼻炎を合併している場合には、抗アレルギー薬も、使われます。

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