ひなマム一家の珍道中・ブログ版

息子・陽は高校生になりました。これまでのお弁当やざっくりな料理、家族でのお出かけの記録。ニャンコもたまに登場するよ。

仕方ないでは済ませたくないこと

2007年05月18日 12時22分09秒 | 
陽が最近やった仕草でものすごーーーくショックなものがありました。
指で下まぶたを引っ張り「あっかんべー」、そして両手の人差し指で口角を引っ張って「イーだ!」です。
こんなことどこで覚えてきやがった。。。と、大げさかもしれないけどものすごくショックでした。
いきなりやられた私は不快感そのもの。そしてムカァ~っ・・・
陽は単にお友達がやっていたから真似ていたようでした。
昨日出掛けた時にもやっていたのには相当ショックで、陽と昨日の夜はそのことを話しました。
ひなマム:「あっかんべーとイーだ!って、何?」
陽:「○○ちゃん(託児所で一緒の子)がやってた。」
ひなマム「それってカッコイイことかね? ママは陽にそれやられてすごくイヤな気持ちになったよ。」
陽:「ママ、やだった?」
ひなマム:「うん、イヤな気分だった。そんなかっこ悪いの見たくないよ。やられた人はすごくイヤな気持ちになると思う。イヤな気持ちになったら仲良くしたくないよ。」
陽:「仲良ししたい。」
ひなマム:「そうだよね、仲良く遊びたいよね。じゃあイヤな気持ちにさせることはやめよう。誰かがもしやっていてもそれはやっていいことではないよ。仲良しするにはやっぱりニコニコが1番じゃない?」
陽:「わかった。ニコニコにする。」

こんな感じで言い聞かせました。
この言い聞かせ方がいいんだか悪いんだかもわかりませんが、ひなマムが感じたことをそのまま伝えてみました。
いつものお調子者の陽だと軽く「ふぅん」という感じで聞いているのですが、同じくお調子者のひなマムが結構真剣な顔して話したからこれはタダゴトではないと感じたのでしょうか、かなりマジメに聞いていました。

誰かの真似をしたり目新しいネタがあったら飛びつきたくなったり、そんな時期だとは思います。そしてその良し悪しも判断するには難しい年頃。
でも、親がその良し悪しの判断を助けることはできるかなと思います。
託児所に行ったり、習い事に行ったり、色んな所に出かけたり、テレビだったり、親のおしゃべりだったり、陽にはアンテナが張りめぐらされていて沢山のことを次々に吸収していく時期ですが、「まぁ色んな環境の中での生活だから仕方ないかぁ」と思う反面、仕方ないからでは済まされないこともあるんじゃないかなとひなマムは考えています。
ものすごく些細なことかもしれないけど、小さなことを通して学ぶ物事の良し悪しは積み重なるものだと思います。
神経質かなぁ・・? いや、でもちゃんと陽にも考えていってほしい。
そして私は考えるきっかけを作らなきゃ。

「ダメっ!!」と頭ごなしに怒るのでは、「何がダメ? どこがいけないの?」という疑問を残したまま「とりあえずママに怒られるしやめとくか」になってしまう。そうやって封印されてもきっといつかはまた出てきてしまう。
果たして2歳9ヶ月の陽にどれだけ説得したらいいものか、よくわかりません。
でもやっぱり「仕方ないか~」では流せなかった。

この話しをガッチャともしましたが、やっぱり同じように思っていました。
共同戦線を張り、一貫していくぞっと夫婦で確認です。