ひなマム一家の珍道中・ブログ版

息子・陽は高校生になりました。これまでのお弁当やざっくりな料理、家族でのお出かけの記録。ニャンコもたまに登場するよ。

3ヶ月通いました。

2008年03月21日 22時44分03秒 | 
昨年の12月から中耳炎で耳鼻科に通っていた陽。
せっせと3ヶ月通ってきました。

「ママ、耳鼻科ヤダぁ。。。
「ママもやだよ。陽が泣いてるの見るのかわいそうなんだもん。
でも泣くと鼻水出ちゃうからまた来いって結局言われちゃうんだよねぇ。。。
頑張れる? 大丈夫?」
「・・・頑張る。」

3ヶ月、ずーっとこんな感じで2週間おきに耳鼻科通い。
2回も鼓膜切開して、治ってるかの検査も何度かして、それでもなかなかOKが出なかった。。。
お薬も毎日飲んで鼻水もかんで、うがい・手洗いして風邪ひかないように予防して・・・
「あーーーもういい加減に治れ~っ!!」と毎回祈っていました。

そして今日、再度検査。

「おっ、もう大丈夫だね。

ヤッターーーッ
頑張った甲斐あって、今日で耳鼻科通いも終了です。

1番頑張ったのはもちろん陽。
毎回イヤな処置によく耐えました。
そしてなぜか今日は泣きませんでした。

本当によく頑張りました。
大人の私でも勘弁というような処置、毎回よく頑張ったよ~。


診察台の上で当然子供は暴れます。
処置部分がしっかりと医師に見えて手早く適切に行えるように、他の部位に傷がつかないように、ママと看護師さんで子供をガッチリと押さえます。
子供は逃れようとものすごい力で抵抗しますが、ここで手がほどけてしまったら余計に危ない。
わかってはいても我が子が必死で逃れようとするすごい力を感じて、母はたまらなくかわいそうな気持ちになります。こっちが泣きたくなってきます。
その処置の内容をわかっていて毎回行きたがらないけど、陽は最終的に頑張る決意をいつもしていました。
もちろん大泣きしますが、「頑張る」という決意ができるってすごいこと。
今の自分には必要であり、避けては通れないということを、一応理解しているみたいですね。

ひなマムも親になり、病気の子供を持つ親の気持ちが初めて垣間見れた気がしました。
まだ子供がいない頃、小児科の看護師やりながらもきっと理解できていなかった気持ち。
沢山の子供達を看てきました。
中にはお見送りした子供達もいます。
そしてそのママ達にも沢山接してきました。

色んな病気の子供達がいます。
通院で治るもの、入院しなきゃいけないもの、手術が必要なもの、色んな病気があります。
子供達は小さな体で大変な治療をよく頑張っているものです。

どうか、病気の子供達が早く元気になって辛い治療から解放されてお家に帰れますように。
面会時間なんか気にせずに、お家で沢山ママに甘えられますように。
パパをびっくりさせるような元気な力でジャレることができますように。

そう願ってやみません。