昨日、友人Tさんと二人で県北部へ高山性クワガタを探しに行ってきました。
天候:おおよそ晴れ、平地の気温:27度前後
標高:300~850m位まで
林道沿い
目指した山はアカアシクワガタ・ヒメオオクワガタの
*古い記録があるところです。
(1988年 アカアシクワガタ・ヒメオオクワガタ(文献有))
その山塊にある二つの主林道と
その枝分かれルートも見てきました。
また、余った時間を利用して近隣の山にも入ってみましたが
結果はゼロ。
この辺りの山はそれなりにブナ帯もあるのですが
アカアシやヒメオオが好むヤナギ類や
ヤシャブシなどは殆ど見つからず、
県下の他産地とは植物相が少し異なるように感じました。
また、標高も もう少し欲しいところです。
↓ 林道沿いはなぜかこの木が大繁栄
北斜面、既に赤くなりつつある木もありました。
↓ 最初のコースでは広大な範囲で自然林が伐採がされていました。
途中、蝶屋さんと出逢い”そそられて”網を振ってみました。
キチョウらしき小さな蝶(撮影後その場でリリース)
そして、16時過ぎまでいくつかの林道を見て回りルッキング終了。
ライトトラップ
軽く夕食を済ませ、しばし休息
次は、夕刻を待って谷筋周辺に棲む昆虫をライトで集めてみます。
↓ 捕虫網にも光を当てて集虫!
この日は薄暗いうちから
おびただし数の羽アリが飛んできました。
そして、次第に飛来する虫は大きくなっていきます。
↓ お決まりのオオミズアオ
昨日は気温もさほど低くなく、曇り空
天候としてはまあまあの条件だと思ったのですが
クワガタの飛来はありませんでした。
代わりに(?)ゴホンダイコクが1オス・4メス飛来
小さな糞虫ですがオスは立派な角を有しており
見ごたえがあります。
他には、蛾・シデムシ・カマキリ・ガガンボ・ハンミョウ‥・
そして、大型のカメムシ2頭(緑系)。
「あれっ、このカメムシ初めて見る!」
躊躇なくカメムシを掴むTさん。
そんなわけでカメムシとゴホンダイコクは
過去に環境調査会社で働いていたことのある
友人のドイツ箱行きです。
時刻は8時半を回り、この日のライトトラップは終了です。
昨日は残念ながらクワガタの姿を見ることは出来ませんでしたが
日中には寄り道をして ものすごいカツラの木も見ることができ
楽しい1日になりました。
Tさん 長時間の運転お疲れ様でした。
おまけ
↓ 国の天然記念物 大カツラ
巨大です!