昨年羽化したアカマダラハナムグリが産卵しました。
産卵セットは、4月上旬に組んでいたのですが
5月16日の掘り出しでは
幼虫や卵らしきものは発見できませんでした。
↓ 昨年羽化した成虫(2017年4月)
この時期なら産んでいてもおかしくないと思っていたので
少し焦り、急きょマットの質を変えて見ました。
アカマダラは大型鳥類の巣から発見されることが珍しくないため
ツバメの糞を少々マットに混ぜてみたのです。
↓ ツバメの糞
↓ カブトマットにツバメの糞を少々
6月17日、容器側面に小さな幼虫らしきものが見えました。
おっ! 幼虫!
なんとか産んでくれたようです
↓ 幼虫
6月21日、掘り出してみました。
幼虫はマットの上部から底部付近にまでまんべんなく発見できました。
↓ 点在する穴は幼虫の仕業
↓ 卵
掘り出しでは卵から終齢幼虫まで各ステージを見ることが出来ました。
↓ 初齢~終齢まで
先月16日の掘り出しでは
幼虫はおろか、卵さえ見つからなかったので
もしかしたらツバメ糞が産卵誘発したのかもしれません(確証なし)
掘り出しでは卵3個と幼虫12頭で
これが多いのか少ないのかはわかりません。
とりあえ産んでくれたのでひと安心です。
得られた卵・幼虫を別の容器に移し、今日からまとめ飼いを始めました。
管理場所は物置です。
↓ すぐに潜っていく
アカマダラの幼虫は
一般に、動物質を食べると早くよく育つといわれているため
フイルムを剥がした昆虫ゼリーをマット上部に
逆さ向けて数個置いておきました。
↓ 逆さゼリー
一方、親虫は産卵継続中だと思われたので
基マットとともに容器に戻しました。