幼虫期間について
前記事のオレゴンルリクワガタ「飼育に見る生涯」では
幼虫期間を10〜12ヶ月くらいと書きましたが
今年の5月に産卵セットした容器で10月に新成虫が出てきたため
環境・産卵時期等によっては
産卵から5ヶ月くらいで羽化し、材から出てくることもわかりました。
さしずめ日本のルリクワガタ属ならそのまま越冬して翌春に出てくるものが
「オレゴンルリは当年に出てきた」といったところです。
↓ 結構立派なSize
↓ 前記事「飼育に見る生涯」
成虫の寿命が1ヶ月前後のオレゴンルリ
今回のような半年1化を現地発生時期(5〜11月)に重ねてみると
発生後期の個体は、発生初期の子供なのかもしれません。
↓ 2024年5月19日に産卵セット
新成虫発見の様子
セットから5ヶ月ほど経過した10月14日
材に空いた穴を見つけ、材を取り出してみるとマットからオスの新成虫が出てきました。
↓ 脱出口
↓ マットから出てきた新成虫
↓ 材を少し崩してみると食痕の先にもオスが
10月の14日から毎日1~2頭ずつ材から新成虫が出てきてるので
今が蛹室から出て活動する時期にあることは間違いないと思います。
因みに小屋の温度はエアコン管理の21度前後です。
↓ 次の産卵セットに2ペアを投入
↓ 実際の色は深い「青墨色」で、もっともっときれい
↓ 産卵木は柔らかめで低水分・マットは産卵一番加水無し
↓ 母虫が材表面を歩けるよう少し浮かし気味(青色マーカー部)
4月セットの材の量と感触から
ここしばらくは、毎日新成虫が出てくるものと確信しています。
いっそうのこと、材割をしてみたくなりますが、ここは、我慢・我慢。
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