あまのはらふりさけみれば・・・・

北京で単身赴任生活2年、帰国後も中国ネタを書き綴ります。

驚き!日本のことがニュースで流れる

2013-09-29 13:23:04 | 日記

 日本のことはほとんど報じられず、日本と言えば大体は、現在の
日中関係に関し、政府の代弁者でしかないテレビが、なんとしかも
CCTV(NHKに相当する)が日本の経済ニュースという形で、
LINEに関するニュースを流しているではないか。

 しかも日本人の発言を吹き替えずに字幕で紹介するなど、これは
今まで見たことのない放送形式。

 しかもしかも、フェースブックやツイッター、ユーチューブといっ
た外国と自由につながる危険性のあるものを禁止しているこの国で、
最も危険な日本人とのつながりを許す、LINEを報じること自体が
驚きである。

 実際には、フェースブックもユーチューブも抜け道があって、若い
世代では日本のドラマは相当人気があるし、風穴はとっくに開いて
いるのだが・・・。

 LINEも近じか禁止されるのではないか、と日本人同士では噂
しあっていただけに、大いに驚き、急きょ書き込んだ次第。
 

秋の七草、見つけた4種

2013-09-29 11:36:49 | 燕京歳時記
 さて、実は今回も、第4回北京国際山歩き大会の番外編である。
 しばし老人の繰言にお付き合いいただきたい。

 秋の野に咲きたる花をおよび(※指のこと)折り掻き数うれば七種の花 憶良

 遣唐使OBの山上憶良は、秋の野山に見つけた花を指折り数えたら7つだったそうな。

 ①萩の花➁尾花③葛花④撫子の花 また ⑤女郎花⑥藤袴⑦朝貌の花 憶良

 この7つだそうである、ちなみに7番目の朝貌は、朝顔ではなく桔梗のこと。

 秋の野山に放たれた拙者、実は、せっかくなのでこの7つを探しながら山道を
登っていたところ、園芸種も含め4つを確認した。ただ余裕がなくて桔梗の写真は
取り損ねてしまった。

 まずは萩、ヤマハギと言うのだろうか、枝ぶりも小さく、日本の街中で見かける
ような一定の塊をつくるような生え方はしていない。花も小ぶりで、何でも中国の
方が大きいと考えがちだが、中にはこうした例外もある。
 尾花、ススキだがこれも何種類かあった。大体日本のものと同じ。
 撫子、やはり中国産の石竹であって、園芸種しか確認できなかった。
 桔梗、一箇所、ある程度かたまって咲いていたのだが、時間を気にしていて写真
を撮る余裕がなく、帰り道にと思って進んだが、帰りはへとへとでそれどころでは
なくなってしまった。残念!

 さて憶良は、中国での経験を詠んだものなのか、日本での経験を詠んだものなのか。
 日本にいればそんなことは考えもしないが、実際に中国で秋の野に出てみて、4/7
を発見してしまうと、さてどっちかな、なんていうことを想ってみたりもする。
 それはそれで、楽しいことである。

 とりあえず写真はまたの機会に、このgooはリンクや写真がコピーペーストでき
ないので、結構面倒くさいのです。横着して済みません。