あまのはらふりさけみれば・・・・

北京で単身赴任生活2年、帰国後も中国ネタを書き綴ります。

おそまきながら旧正月の話題

2016-02-21 10:35:53 | 燕京歳時記
 過去二回は爆竹と花火のことしか書きませんでしたが、ほかに欠かせないのが、
お年玉です。

 紅包(ホンパオ)とよばれる赤いポチ袋に入ったものが一般的です。

 農村部なら、数年前までは数十元でもよかったものが、今では200元(1元17円)とか。
 これを親戚の子供たちに配りますから、ばかになりません。
 加えて、親には千元単位のものを渡すのが通例だそうで、田舎に帰省しない人が増える要因の
一つとも言われています。
 
 拙者が過ごした昨年の旧正月前の新聞には、年収の4割程度を旧正月の帰省で費やすという、
何とも親孝行な方が記事になっているほどでした。

 さてそんな紅包ですが、若者の間では、SNSで少額を送りあうのが一般的なようです。



 こんな感じです。
 8はファー(発)に通じ、お金が儲かることを連想させるということでもっとも好まれます。
 6はリュー(流)に通じ、ものごとが円滑にいくことを連想させます。
 9はジュー(久)に通じ、末永く続くことを連想させます。

 ちなみに4は、日本と同じでスー(死)となるので好まれません。
 13もだめです。キリスト教とは関係ありません。
 12(時)を超えて中途半端なことから、バカだそうです。

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