年賀状が12月中に届くことが当たり前なこの中国社会、それでも既に
1月だというのにポツポツ今も届いている。1月1日にこだわる日本人とは
やはり、少し感覚が異なる。彼等には正月が二つ、二回あるのである。
ご承知のように中国の人々にとって大切なのは1月1日ではなく、旧正月、
陰暦のお正月である。今年は1月31日がこれに当たる。
もう始まった民族大移動、住んでいるところと田舎、田舎と観光、観光から
住んでいるところ、などなど複雑に移動が絡み合って、結局、統計的には何十
億人という単位で人が移動する。
そんな旧正月を控えた昨今、年末年始明けの会合も多く、公私ともに多忙な
わけだが、これらは全て、中国流で、あえて日本風な宴会の名前を付けるなら
「忘年会」なのである。
新年は、あくまで旧正月、まだ感覚的には旧年だそうな。
年賀状は来るは、新年の飾りはあるは、とっくに新年あけましておめでとう、
それも過ぎた松のうち、いや「松の外」いやいや気が早い、
鬼は外、鬼はうち、いやそれままだまだ、旧正月前、といった混沌とした状態
なのである。
何も拙者一人が混沌としているわけではない、と、思いたい・・・。
もう何が何だか、判らなくなってきた今の気分を狂歌で詠むと、
年忘れ都市を忘れて歳忘れ くまねこ
いつが正月だか、自分がどこにいるのか、はたして今年で何歳なのか、みんな
忘れてしまいました。(by くまねこ;筆者)
1月だというのにポツポツ今も届いている。1月1日にこだわる日本人とは
やはり、少し感覚が異なる。彼等には正月が二つ、二回あるのである。
ご承知のように中国の人々にとって大切なのは1月1日ではなく、旧正月、
陰暦のお正月である。今年は1月31日がこれに当たる。
もう始まった民族大移動、住んでいるところと田舎、田舎と観光、観光から
住んでいるところ、などなど複雑に移動が絡み合って、結局、統計的には何十
億人という単位で人が移動する。
そんな旧正月を控えた昨今、年末年始明けの会合も多く、公私ともに多忙な
わけだが、これらは全て、中国流で、あえて日本風な宴会の名前を付けるなら
「忘年会」なのである。
新年は、あくまで旧正月、まだ感覚的には旧年だそうな。
年賀状は来るは、新年の飾りはあるは、とっくに新年あけましておめでとう、
それも過ぎた松のうち、いや「松の外」いやいや気が早い、
鬼は外、鬼はうち、いやそれままだまだ、旧正月前、といった混沌とした状態
なのである。
何も拙者一人が混沌としているわけではない、と、思いたい・・・。
もう何が何だか、判らなくなってきた今の気分を狂歌で詠むと、
年忘れ都市を忘れて歳忘れ くまねこ
いつが正月だか、自分がどこにいるのか、はたして今年で何歳なのか、みんな
忘れてしまいました。(by くまねこ;筆者)