あまのはらふりさけみれば・・・・

北京で単身赴任生活2年、帰国後も中国ネタを書き綴ります。

夏の風物詩 その1

2013-08-03 07:40:36 | 燕京歳時記
夏だなぁ、何の意味もなく、また幾度となくこの季節が来るたびにそう思ったものです。

あまりの暑さに夏の風情など感じることも出来なくなっている昨今。
そうかと思えば、豪雨続きのところも。
異常気象もこう続けば、平常に。
ただし平年というものが思い出せなくなっていくのが、本当に恐ろしいこの頃。

さて、北京では意外にも季節を感じることができます。
歳時記にある夏の風物詩を、街かどから拾ってみましょう。

まずは、飲食物。

1 ビール
  何といってもこれです。たまに当たってしまうヌルーイのがまた暑さとその不快感を増幅
 させてくれます。
  拙宅の付近では、みんな街のあちこちに腰かけ、あるいは座り込んで飲んでます。
  「家ノミ」ならぬ「道ノミ」が大ブレイク中です。
  近所の小さなお店でビールを買うと、「開けましょうか。」と栓抜きを構えるので、断るの
 に必死になります。

  男どもビール片手に佇めり くまねこ(筆者。拙者ともいう。)

2 ウナギ
  食べたんですが、骨が多くて、難儀しました。
  味付けは結構日本風、しっとり感はないですが。
  市内の日本料理屋さんでは見かけることができます。
  メニューにあると何だか食べたくなってしまうものです。
  資源枯渇の折から、中国人13億人の食の嗜好に入らないことを祈っています。

  骨を出す煩わしきもウナギ飯 くまねこ

3 いつでもあります、日本と一緒
  キュウリにナスにトマト、夏のものですがいつでもあります。

  そんななか、先日、お昼にヘチマの炒め物をいただきました。
  沖縄以外ではあまりなじみの薄い食材ですが、夏を感じさせてくれました。

  嬉しきは午餐の伴にナーベラー くまねこ

4 決して食べ物ではありませんが・・・。
  ハエ。8月だというのに、五月蠅いです。
  ハエさんたちと一緒に食事をするのは、子供のとき以来です。
  ウソウソ、8年前のインドネシア出張以来です。

  やめたまえ 手をすらずとも 食べませぬ  くまねこ
   
  ※ やれ打つな蠅が手を摺り足をする 小林一茶
   のパロディーのつもりです。
    トリビュートできてますでしょうか・・・。

 この辺で止めとかないと、次々とお食事どきには向かないとんでもない話が出てきそうですね。


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