あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

いっぱいの汗ぬぐいたる夏おわる  あきオジ

2012-09-05 06:09:36 | 日記
現代俳句集を開くのですが、開いただけでやめてしまいます。
漢字がいっぱい、神経質な表現技術、緊張した内容。

もっと、ぽっかりした、間が抜けたような句を作る人いませんか。
そんな感想ばかりです。

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ぶらさがる風にそよぐ糸瓜あり  あきオジ

新入生日焼け顔によい眼つき  あきオジ

星空をながめることなき日々になり  あきオジ

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月の雨静かに雨を聞く夜かな  碧梧桐

街なす程に汽車道も潜る蝉の木々  碧梧桐

湧きあがる雲拭きふ風に立ち  碧梧桐

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いっぱいの猛暑のこして秋立ちぬ   あきオジ

2012-09-05 05:55:08 | 日記
今日は仕事はありません。
かみさんが旅行に出かけました。
帰るまで外食になります。
昔と違い
近所にスーパーもありますので不自由しません。
でも、そのような日が毎日続くとなると大変ですね。

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むしあつく生きるものが生きるものの中に  山頭火

へそが汗ためてゐる  山頭火

風のなか米もあひに行く  山頭火

ここを曼珠沙華燃ゆる  山頭火

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あとしまつせずに去るか曼珠沙華  あきオジ

サギ草を並べているか若夫婦  あきオジ

大いなる野望をつつむ鰯雲  あきオジ

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「あたりまえの日々」を「当たり前のようにこなし」「それなりの感想をもつ」
その平凡さで十分と思える人もいれば
耐えられない。
その落差はどこで生まれたのでしょうかね。






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2012-09-05 05:38:45 | 日記
昭和記念公園です。
園内にはいくつもの橋があります。
橋にはそれぞれの姿があるのですね。

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そろそろ発想を切り替えなければ、老人の日々を乗り越えられませんね。

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エーアイスおせんにキャラの我が青春  風天

蚊がプーン遠くに飛行機がブーンひとり寝ている  風天

お遍路が一列に行く虹の中  風天

(この句が飛びぬけていますね。スケールが大きく美しく含まれている情感もいいですね。一番のお気に入りです。この一句だけでも立派な俳人ですね。)

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戸を開ける気合に負けぬ蝉の声  あきオジ

お遍路が豆腐屋過ぎる朝になり  あきオジ

蝉なけば夕餉の準備あわただし  あきオジ

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