
昨日は、傾聴ボランティア活動をしている仲間42人と、近隣市で傾聴活動されている方の特別参加者2人の、
44人で、「スキルアップ」研修の日でした。
日ごろの傾聴活動で困った事例をテーマに決め、
ロールプレイと言って、話し手と聴き手が、実際の傾聴訪問活動さながらの傾聴場面を演じて、グループで、
「この点は良かった」「もう少し寄り添う気持ちで」など話し合い、「傾聴の基本」に照らして考え、お互いの
傾聴活動のレベルを上げることが狙い中心の研修でした。
テーマ①
「お話し相手ボランティアできました」と声掛けすると、「私は頼んだ覚えはない。あんたに話すことはない」
と、取りつく島もない男性、こういう方への傾聴対応をどのようにしたらよいか。
テーマ②
会った時から、他の入所者の悪口が始まり、周りを目で追いながら、悪口の話が絶えない高齢女性、こういう方
への傾聴活動をどのようにしたらよいか。
話し手さん、聴き手さん、観察する人を決め、ロールプレイで、聴き手さん(傾聴ボランティア)が、とった
話し方や行動を、ベテランの方と経験が浅い方が入り混じったグループの中で討議し、傾聴のスキルの基本を
見直すと共に、「こう話した方がよかった、こういう傾聴の仕方が良かった」など、研鑚し合いました。
傾聴活動の基本は、相手の話を否定しないで、相手の気持ちに共感しながら、受け止めて聴き、決して余計な
アドバイスや助言などしないで、ただ、ただ、その人に寄り添う活動なのです。
傾聴の基本スキルとは、相手の方が、「話しやすくなるように」する技術です。
傾聴活動には、「正解」がないだけに、「基本」から外れないように、常に心がけないと「自己流」に陥って
しまいます。
寄り添う傾聴から離れてしまい、上から目線になったり、聴くことより話し過ぎたり、言葉使いが乱れたり、
など「基本」がおろそかになるのです。
研修は、一人一人の自己チェックの場でもあるのです。
自分の考え方や姿勢を自己診断する、エコグラム・自己診断で、自分を知って、傾聴活動に生かそう、という、
息抜きのプログラムや、社会保険労務士資格をお持ちの事務局の方から、私達が直面しつつある「デジタル遺産
の相続対応」特別講演があり、中身の濃い研修でした。
研修風景とウォーキング中に花。




1月31日、「今日は何の日カレンダー」より
路面電車の日、そばの日(毎月末日)▲陸軍練兵場跡地、日比谷公園に(1893)▲日本初の電気鉄道、京都電気
鉄道が開業(1895)▲スターリングラードでドイツがソ連に降伏(1943)▲GHQが2・1ゼネスト中止命令(1947)
▲中共軍が北京に入城(1949)▲第7回冬期オリンピックで猪谷千春が日本初のメダル(銀)を獲得(1956)
▲米、初の人工衛星打ち上げ成功(1958)▲アラビア石油、油田開発成功(1960)▲東京世界一の一千万人都市(1962)
▲日本赤軍とPFLPのゲリラがシンガポールの石油精製所爆破(1974)▲鹿児島で初の五つ子誕生(1976)
▲江川卓阪神入団、巨人小林繁と即日トレード(1979)▲東急百貨店日本橋店閉店(1999)▲東電柏崎原発で検査データ
ねつ造発覚(2007)▲元横綱大鵬に国民栄誉賞(2013)▲福島第一原発廃止(2014)