
昨日は、さいたま市シルバー人材センター「傾聴あゆみ(会員300名)」の公式行事、
「傾聴個人宅訪問関係者の集い」が、浦和ふれあい館で33人が出席し、行われました。
個人宅訪問の傾聴は、特養などの施設訪問と違い、利用者さんと1対1の傾聴活動、いろいろな悩みを
抱えながらも、一人で対応して行かなければならない。
施設訪問では、終了後、ピアサポートと言って、困ったこと、良かったことなど、みんなで、話し合い
悩みを、持ち越さないようにするのですが、個人宅訪問では、困ったことなど悩みごとを聴いて貰える
仲間がいない。
「傾聴個人宅訪問関係者の集い」で、個人宅訪問している仲間や、個人宅訪問経験者、これから個人宅
訪問をしたいという希望者が、体験談、悩み事、不安なことなど出し合い、情報を共有し、今後の傾聴
活動に活かして行こう、と有意義な会議でした。
10年間、同じ利用者さんに傾聴活動されてきた方の体験談に感動しました。
独り暮らしの高齢な方で、お身体のあちこちが、悪くなっていく10年間を、傾聴活動を通して見守っ
て来られ、コロナで、訪問活動が出来なくなったら、電話傾聴で、今年の5月に亡くなるまで、孤立し
ないように、励まして来たのです。
悩みは、傾聴活動で禁じられている、買い物など家事手伝いや肩を揉んであげるなど、利用者さんから
「お願い」されて、窮状を助けて上げられないこと、利用者さんに説明し、利用者さんが悲しそうな
笑顔をされる時の辛さなど、自分の力でしてあげられない、歯がゆさあること。
担当のケアマネさんに連絡するも、すぐに対応して貰えるわけでもなく、傾聴活動中の緊急事態に対する
判断、行動に悩んでいるのです。
事務局から、「傾聴活動の決まりはあるが、『人間として、放っておけない』ことは、してあげて良い
のですよ」と、アドバイス。出席者も納得。
他の方からの体験、傾聴中に、振り込み詐欺の電話がかかってき、利用者さんが通帳を持って来て、電話
対応し始めたのをみて、怪しいと直感、電話を替わり、詐欺電話と解り、撃退。
利用者さんは、お勤めだった農協から、とうことで、すっかり信用してしまったらしい。
どうも農協の名簿を、詐欺グループが入手していたらしい、と警察から報告があったとのこと。
個人宅訪問は、利用者さんも孤立しがち、傾聴訪問する私達も孤立しがち、いろいろ困難は有っても、
めげずに、「寄り添う傾聴」を、一層高めて行くよう誓い合って散会しました。
私も、傾聴訪問を受けなければならない状況に近づいています。皆さんがいるので安心しています。
会議風景、ウォーキング中に出会ったサルスベリ。







7月31日「今日は何の日カレンダー」より パラグライダーの日、こだまの日、蓄音機の日、そばの日
▲日露戦争、終わる(1905)▲サン・テグジュペリ、没。パイロットであった彼は搭乗していた飛行機と
ともに行方不明に。享年44歳(1944)
▲戦後初の民間航空会社、日本航空設立。運航はすべて外国の会社を使うことが条件(1951)
▲日本最古の市電・北野線(京都)が廃止に(1961)▲北陸トンネル貫通(1961)
▲東京・山手線に冷房車初登場(1970)▲松下電器工業が真空管の生産を終了。真空管、姿を消す(1979)
▲日本男性の平均寿命80歳を超す(2014)▲2022年冬季オリンピック北京に決定(2015)
▲千代の富士、没(2016)