平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1372 コスタリカのお母さん  

2018-12-31 09:43:05 | 日記
     平和への希い1372 戦後74年  
   コスタリカのお母さん  2018.12.31.

12月31日、波乱の2018年が幕を閉じます。
今年7月に観た映画、「コスタリカの奇蹟」で、お母さんが、
「子供が軍隊に取られなくて安心」と、笑顔が輝いていた光景
を忘れられません。
パナマ運河に近いコスタリカは、1949年に、憲法で、軍隊を持たないことを決めたのです
軍事費が不要となり、軍事費分を、無料の教育や無料の医療など、福祉や環境整備等に予算を振り分けたのです。
結果、識字率98%、地球の健全性や人々の幸福度、健康を測る指数「地球幸福度指数」2016年の世界ランキ
ング、140ヶ国中第一位になった。(日本は58位)

軍隊を持たないことで、隣国のニカラグアから侵略されたこともあったが、国連や国際司法裁判所を舞台に、
侵略を退けたのです。
「軍隊があったら、戦争の泥沼になった」「軍隊が無いことで、世界正義を味方にできた」・・・
日本も、憲法9条で「陸海空その他の戦力を持たない、国の交戦権を認めない」と規定しているにも拘わらず、
安倍政権は、集団的自衛権を含む安保法を成立させ、同盟国と一緒に戦争できるようにしたのです。
そして、憲法9条を改悪しようとしているのです。
天皇陛下が、先日、お誕生日の記者会見で、
「平成が戦争のない 時代として終わろうとしていることに、心から安堵(あんど)しています」
と、おっしゃっていられました。政治家は、このお言葉を重く受け止めて欲しい。
来年こそ、コスタリカのお母さんの笑顔が世界中に溢れますように、祈って止みません。
皆様にとりまして、平和で平穏な日々を送れる年になりますようお祈り申し上げます。
ウォーキング中、お花屋さんなどで出会った花々です。

12月31日、「今日は何の日カレンダー」より
大晦日、年越し、大はらい、NHK紅白歌合戦、日本レコード大賞決定、武道越年けいこ(武道館)、
なまはげ(秋田)、シンデレラデー、除夜の鐘、そばの日(毎月)
▲イギリスの商人が東インド会社設立(1600)
▲東京丸の内を一大オフィスビル街に、と開発中だった三菱では、三菱1号館が完成(1894)
▲NHK除夜の鐘放送(1927)▲新宿ムーラン・ルージュ開場(1931)▲大本営ガダルカナル島撤退決定(1942)
▲GHQが修身・日本歴史・地理の授業停止(1945)▲内務省、GHQの命令で廃止に(1947)
▲NHK紅白歌合戦初の公開放送(1953)▲永六輔作詞・中村八大作曲・梓みちよ歌の「こんにちは赤ちゃん」
が第6回レコード大賞を受賞(1963)▲テレビアニメ「鉄腕アトム」がアトムの壮列な死で4年間の放送を
終了(1966)▲レコード大賞は初めて帝国劇場で発表(1969)▲NHK、「刑事コロンボ」の放送を開始(1972)
▲横綱双羽黒、親方と対立して廃業(1987)▲今給黎教子、女性初の単独太平洋往復成功(1989) ▲サモアが、
時間帯を日付変更線の西側へ移す。12月30日が消えた(2011)

平和への希い1371 窓を広げる  

2018-12-30 10:14:43 | 日記
      平和への希い1371 戦後74年  
    窓を広げる  2018.12.30.

「語らひを 重ねゆきつつ 気がつきぬ われのこころに 開きたる窓」
2009年の結婚50周年で、天皇陛下が記者会見の時に、1958年美智子さまとの結婚内定後に詠まれた
歌を紹介し、
「結婚によって開かれた窓から私は多くのものを吸収し、今日の自分を作っていったことを感じます。
結婚50年を本当に感謝の気持ちで迎えます」

皇太子時代、家庭教師のバイニング女史は、「皇太子の窓」(1952初版)で、
「皇太子殿下のために、今までよりもモット広い世界が見える窓を開いて頂きたい」と当時の松平宮内庁長官
からお願いされた、と書いています。
皇后さまは、天皇が大切と思っていらっしゃる「象徴としての務め」や「家庭での子育ての在り方」を支え、
国民に開かれた「窓」を大きく広げ、「喜びも悲しみも国民と共にある」と、象徴天皇の在り方をご一緒に
歩んで来られました

天皇陛下がと皇后さまに「感謝状を贈りたい」お気持ちに、「努力賞で良い」と応えるお気持ちに、ほのぼの
とした、私達のお手本のような、平和なご家庭なんだ、と嬉しくなります。
バイニング女史は、英語教師を超えて、民主主義の重要性を教え、皇太子の「民主主義の窓」を広げ、
天皇陛下が、平和への深い思い、世界に向かって平和を発信する、平和の象徴となられる、一端を担ってくだ
さったように思えます。

お二人が広げた「窓」から、世界平和を見ることが出来るように、政治も国民の私達も力を合わせなければ、
と、来年に向けて心を新たにした次第です。

ウォーキング中、お花屋さんなどで出会った花々です。

12月30日、「今日は何の日カレンダー」より
地下鉄開業の日、みその日(毎月)
▲足利義満、室町幕府の第3代将軍に(1368)▲山名氏清・満幸ら軍勢が幕府軍と戦い、敗戦(明徳の乱)(1391)
▲間宮林蔵が、幕府の命令で蝦夷地へ向け測量に出発(1811)▲国学者平田篤胤、禁書・江戸退去処分に(1840)
▲篠原勇作、漢字タイプライターを発明し専売特許を取得。縦打ち専用機(1907)▲ソビエト社会主義共和国
連邦成立(1922)▲ロックフェラー、東大図書館建設のため、300万円を寄贈 (1924)
▲わが国最初の地下鉄が上野~浅草間に開通。運賃10銭は当時のコーヒー1杯の値段と同じ(1927)
▲日劇地下に日本初のニュース・短編映画専門館が開場(1935)▲文部省、6・3・3制教育制度決定(1946)
▲コンビニ強盗を”勇気ある大学生”が追跡の末、刺殺される(1985)

平和への希い1370 笑顔千両

2018-12-29 11:08:45 | 日記
      平和への希い1370 戦後74年  
    笑顔千両  2018.12.29.

12月27日、日経夕刊「明日への話題」で、作家の江波戸哲夫さんが、「笑顔でなければ」のコラムを執筆
されていらっしゃいました。      
お若い頃は、お仕事で「戦って」いた頃、「仕事は、常在戦場(じょうざいせんじょう)」なのだから、
自然とキツい表情になっていて、それが当たり前と勘違いしていた
。企業戦士の頃を思い出し同感、同感!
その後、笑みの威力に気付かせてくれたお友達に巡り合えたことで、
「笑顔は人の心を開く、私(江波戸さん)も開かれた。いやその前に、心が開かれているから笑顔が浮かぶ
のだろう」と、

江波戸さんの中に「笑顔千両」という言葉が住み着いたのだそうです。
傾聴ボランティアでいろいろ施設を訪問していますが、「笑顔千両」の方も「不機嫌この上ない」の方も
いらっしゃいます。
私達ボランティアからは、「笑顔千両」の方に会えた時は、会話も弾み、「良かった」「来た甲斐があった」
となり勝ちですが、本当に傾聴ボランティアがお相手しなければならないのは、一人ポツ念としていらっしゃる
「不機嫌この上ない」方なのです

東日本大震災で、人を助けるために命を犠牲にした息子さんを持ち、孫まで流されてしまった方などは、
「笑顔千両」どころではないのです

企業戦士や先生などの中には、笑顔も振りまき、さんざん人間を相手に悪戦苦闘してきた方などは、
今更「笑顔千両」なんてもういいよ、みたいです

江波戸さんがおっしゃる、
「笑顔は人の心を開く。心が開かれているから笑顔が浮かぶのだろう」
を目指して、傾聴活動頑張ろうと思いました。
ウォーキング中、お花屋さんで出会った花々。

12月29日、「今日は何の日カレンダー」より
肉の日(毎月)▲平将門、京都に召喚される(935)▲松平家康が徳川に改姓(1566)▲イギリスでコーヒー
禁止例が発布(1675)▲米・マサチューセッツ州で、ズボンをはいた罪で、女性が逮捕される(1851)
▲東海道線急行列車に食堂車が登場(1901)▲日露戦争終結で乃木将軍凱旋(1905)▲孫文、革命政府の臨時大統領
に選ばれる(1911)▲ベトナムがフランスと独立協定を締結(1949)▲石原裕次郎の「嵐を呼ぶ男」封切り(1958)
▲イギリス、性差別禁止法施行(1975) ▲アメリカのジャンボジェット機、乱気流に巻き込まれなりたへ引き返す
1人死亡(1997)

平和への希い1369 韓国の皆さんの対日感情

2018-12-28 10:22:12 | 日記
     平和への希い1369 戦後74年  
   韓国の皆さんの対日感情  2018.12.28.

日韓間に、難問が次々と出てきて、怪しげな雰囲気に。
25日、自衛隊の哨戒機が、韓国軍の駆逐艦からレーダー照射を受け、日本政府は、韓国政府に厳重抗議して
いるが、日本政府の理論的抗議に対して、「ああ言えばこう言う」の水掛け論みたいになっている

10月末に、韓国大法院(最高裁)は、太平洋戦争中に「徴用工として強制動員された被害者」の訴えを認め、
新日鉄や三菱重工などに対して、賠償金を支払うよう、判決

1975年、日韓請求権協定で日本は、3億ドルの無償資金協力し、韓国政府は、3億ドルから、補償金の
支給や医療支援を行って来たが、日本企業や韓国政府に更なる補償を求める動きは、収まらない。
最終的かつ不可逆的解決」の筈だった「慰安婦問題」も、スタートラインに逆戻り。
日本からの10億円で、元慰安婦の救済のために設立された慰安婦財団が11月に解散となった。
いずれの問題も、

安倍総理・政府が、「正当な交渉を経た」と言えば言うほど、韓国の皆さんは、「頭にきている」のです
安倍総理のお爺ちゃん(岸信介)達、東條内閣が起こした戦争の結果がもたらした「悲劇・慰安婦問題、
徴用工問題」であり、韓国の皆さんは、日本占領下の屈辱を思い出して、対日本攻撃となると一丸となって、
「そうだ、そうだ」と気勢が上がる。
日韓政府間の決め事なんて「屁とも思っていない」、日本も許せないが、妥協した韓国政府も許せないのだ。
この国民感情が、命令系統を超えた「レーダー照射という行動」の裏にあるような気がします
安倍総理が、慰安婦・徴用工問題を、孫子(まごこ)の代に引き継がない、と大見得切って見ても、
日本政府・軍部が、占領時に行った諸々の屈辱行為を心底憎み、忘れてはいけない、と肝に銘じているのだ
日本政府は、「不幸を招いた『戦争』を、二度と絶対しないから許して」という気持ちを解って貰えるように、
真摯に努力を積み重ねるしかないのです
。安倍総理のレガシー(政治遺産)なんて思っているなら、とんでもない。
乾通り開放時、東御苑で出会った鯉です。

12月28日、「今日は何の日カレンダー」より
官庁御用納め、納めの不動、にわとりの日(毎月)
▲平清盛、平重衡に命じ、南都興福寺を焼き討ち(1180)▲ガリレオ海王星を観測(1612)▲八百屋お七の自宅放火
がもとで江戸大火(1682)▲メキシコ、スペイン軍を破り独立(1812)▲宇都宮駅前に初の駅弁。にぎり飯と
たくあん。ひと包み5銭(1886)▲レントゲンがX線撮影に成功したと発表(1896)▲大日本相撲協会設立(1925)
▲宗教法人令を公布。宗教法人と認められた団体は自由に布教活動が可能に(1945)▲アメリカの社会学者ルース
・ベネディクトの日本人論「菊と刀」出版(1948)▲バングラデシュが非常事態宣言(1974)▲俳優の田宮二郎が
散弾銃で自殺(1978) ▲三陸沖はるか地震M7.2(1994)

平和への希い1368  同盟の損得 

2018-12-27 11:06:40 | 日記
      平和への希い1368 戦後74年  
    同盟の損得  2018.12.27.

日経12月26日の、「当たり前でなくなった同盟」を読んで、トランプ大統領の出現は、「同盟って何?」
と、考えさせられた。
記事を書いた、日経コメンテーターの秋田浩之さんは、
「日韓豪にとって、米国との同盟は長年、空気のようなものだった。消えたら大変なのに、あって当然だと
思い込んできた。マティス米国防長官(日本の外務大臣に当る)の来年1月辞任で、同盟が揺らぐ。」

というのです。
マティス長官の来年1月辞任の背景には、トランプ大統領が、
「米国が他国を守るのはおかしい」と考えており、海外から米軍を引き上げたい、という、同盟の価値を損得
で割り切ろう、と強引に押し切るつもりになっていることに
対して、
元将軍だったマティス氏長官は、戦争の悲惨さを知り尽しているので、戦争を起こさないための、抑止力と
しての同盟の重要性をトランプ大統領に説得することが、大統領は「気に食わない」
ということらしい。
トランプ大統領が同盟を軽視するので、マティスさんの居場所が無くなった、ということのようです。
第二次世界大戦以降、世界の警察として、朝鮮戦争、ベトナム戦争、イラク戦争、アフガン戦争などなど、
世界の紛争に主役を務めてきたが、多くの若い兵士を戦死させ、経済的にも疲弊し、米国内に厭戦ムードが
高まっている。

「やっちゃいられねーよ」というのがトランプ大統領の気持ちなんでしょうね
この際、簡単ではないでしょうが、日米安保同盟を止めて、日本から米軍基地を引き払ってもらったら?
短絡的にはいかないことはわかりつつも、憲法9条で、戦争できない「基地」や「軍隊」は必要ないから。

ウォーキング中、出会った花々。夕焼けも。

12月27日、「今日は何の日カレンダー」より
浅草仲見世記念日、ピーターパンの日
▲ダーウィンがビーグル号で航海に出発。ガラパゴス諸島の生物から進化論の信念を確立して帰国(1831)
▲東京浅草の仲見世が開店(1885)▲「ピーター・パン」がロンドンで初公演(1904)▲世界初の航空母艦、鳳翔
竣工(1922)▲摂政宮裕仁(後の昭和天皇)が乗車中、虎の門跡で難波大助にステッキ銃で狙撃される(虎の門
事件)。摂政宮は無事(1923)▲法隆寺金堂壁画の模写、完成(1951)▲国民所得倍増計画が決定(1960)
▲ソ連軍、アフガン侵攻(1979) ▲加藤保男さん、-50度のエレベスト登頂成功後消息不明に(1982)