コロナで、ここ3年出来なかった、ハロウィン祭り(?)。
やっと出来ることになった韓国で、29日、154人が、超混雑による圧死という、悲しい事故。
今年は、久しぶりに、今日あたり、ハロウィンで、渋谷の交差点は、いろいろな仮装の人々で賑わい、
警察も商店街も、大変な「迷惑」のようです。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、ハロウィン(万聖節)は、古代ヨーロッパ
「ケルト文化」の「万霊節」に由来しているとのこと。
芸術文明史家の鶴岡真弓さんによると、
「北ヨーロッパの冬は厳しく、10月末頃は、木枯らしが吹き始め、家畜や作物が育たない『冬=死』
の季節が始まる時期。古代中世では、来年5月の太陽の復活まで無事に生きられるかどうかという厳しい
状況だった。
だから、人々は、太陽の復活まで、生き延びるために、祖先の霊を敬い、祖先の霊とともに行きぬこう
という、厳かな『供養の夜』であり、全てが生まれ変わる『新年への大晦日』として、身も心も清め、
祖先を思い、供養のための「魂のケーキ」を焼いて祈った。静かで厳かな夜だった」のです。
死者の魂は、幽霊や妖精、悪魔などの姿をしており、子供は、死者の魂に気付かれないために、悪魔や
お化けなど、恐い仮装したらしい。プロテスタントが多い、イギリスやアメリカなど、英語圏と、日本や
韓国など、戦後アメリカやイギリスの影響を受けた国々が、ハロウィンを「お祭り騒ぎ」にしているよう
です。カトリックの国やロシア正教会など、他のキリスト教では、ハロウィンを祝わない。
芸術文明史家の鶴岡真弓さんによると、クリスマス同様、ハロウィンもお祭り騒ぎにしてしまったのは、
「生きている人間だけが、地球の主人公だ、と、思い込んでいる現代人」が、祖先の霊を敬うというより
「今」を楽しむ気持ちが強くなったからではないか?」と、おっしゃっています。
あまりにも、はしゃぎ過ぎている、と、祖先の霊が、怒っているのかも知れません。
韓国の事故で、ホドホドニしなければ、と、渋谷のお祭り騒ぎ、事故無きこと祈っています。
10月31日、「今日は何の日カレンダー」より
世界勤倹デー(国際貯蓄銀行協会1925)、ガス記念日(日本瓦斯協会1972)、ハロウィン、そばの日(毎月)
▲横浜でガス灯が点灯され、日本のガス事業の幕開け(1872)▲自由民権運動を弾圧する政府に対し、
旧自由党員が中心になり、秩父で 大規模な反乱(秩父事件)(1884)▲初の外国野球チーム招待試合(1907)
▲東京のダンスホール閉鎖(1940)▲日本記者クラブ結成(1969)▲昭和天皇在位50年で初の公式記者会見。
「原爆投下は戦時中でやむを得ぬと思う」と発言(1975) ▲VHS方式ビデオТレコーダー発売(1976)
▲インド・インディラガンディー首相暗殺(1984)▲鉄道創業の地汐留貨物駅廃止(1986)▲三菱地所
NYロックフェラーセンター買収(1989)▲イラク武装解除中断(1998)▲エジプト航空墜落203名
死亡(1999)▲夫婦別姓超党派で民法改正案提出(2003)▲第3次小泉内閣発足(2006)▲世界人口
70億人突破(2011)▲1ドル=75.31円、戦後最高値(2011)▲試行中のスペース2墜落1人死亡
(2014)▲沖縄・首里城火災(2019)