平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い 191 のど元過ぎれば・・・内閣支持率49%に回復   2015.11.30

2015-11-30 12:27:05 | 日記
平和の希い 191 戦後70年
   のど元過ぎれば・・・内閣支持率49%に回復   2015.11.30
 
11月30日、日経新聞報道によると、11/27~29の世論調査で、内閣支持率が安全保障
関連法の国会審議で、与野党対立が激しくなる前の、5月・6月頃の水準に戻ったとのこと。

 支持率・・・49%(10月下旬の調査より8ポイント上昇)  
 不支持率・・36%(10月下旬の調査より6ポイント低下)

CОP21会議のために訪問中の安倍総理は、パリのテロ現場を訪れ弔問。
日本はフランスの人々とともにある」と言い、仏オランド大統領の「これはISとの
戦争だ」との実質的な宣戦布告を支持。「ISに対して一致団結」して戦うつもりのようだ。
『集団的自衛権を含む安全保障関連法』を強引に成立させた安倍総理が、胸を張って言って
いるのでしょうが、「オランドがシリアへの攻撃を止めない限り、仏国民に安全は無い」
とのIS声明は、そのまま日本にも当てはまることになる訳です。


私たちは、「のど元過ぎて熱さを忘れ」てはいけないのです。
あの法律は、確実に日本を戦争とテロの恐怖に巻き込む時限爆弾なのです。
来年の参議院選挙では、自民・公明を大敗させ、あの法律を無効にする体制を作る必要が
あります。

平和への希い 190  金喰い虫、テロ対策   2015.11.29

2015-11-29 10:45:31 | 日記
平和の希い 190 戦後70年
   金喰い虫、テロ対策   2015.11.29

 パリの同時多発テロで、仏オランド大統領は「これはISとの戦争だ」と、ISに対して
実質的な宣戦布告。また、米ロ独英など首脳に「ISに対して一致団結」して戦うよう要請。
「オランドがシリアへの攻撃を止めない限り、仏国民に安全は無い」とのIS声明。
この声明は、「ISに対して一致団結」して戦う国々に対しても不気味に波及することに。


空爆とテロの追いかけっこで、空爆費用とテロ対策治安維持のための予算が膨らみ、各国の
財政が悪化しているようです。当たり前と言えば当たり前のこと。
そして、国民のための福祉や生活予算が圧迫される。


戦争には莫大な費用と人命がかかる。
第二次世界大戦後、世界の警察を担ったアメリカが、朝鮮動乱で、ベトナムで、イラクで、
アフガニスタンで、シリアで・・・・・失ったお金と人命は膨大。財政破たんに近づく。
財政と人命負担のために日米安全保障同盟を強化して、日本を巻き込むことを考えた。

対テロ戦争なんて馬鹿げたことを言うより、まず、空爆を止めること。
戦費が減り、テロが減り治安対策費が減り、テロによる殺戮減少、トルコ・ロシアの馬鹿げた
論争もなくなる。

世界をリードする国々の首脳が、こんなことも解らなくなるほど『恨み』に激高していて
それぞれの国民のためになるのでしょうか?

戦争は最大最悪の人災であり、テロの生みの親である。
戦争は国家財政を圧迫し、国民生活を塗炭の苦しみに落とし込む。

まず、空爆を止めて、どんなに大変でも、話し合いの土俵で、お互いの言い分をぶつけ合い、
妥協点を見出す努力以外にテロを無くす手立てはないのです。

平和への希い189   人を救うはずの宗教・・・ああ・・・       2015.11.28.

2015-11-28 09:58:21 | 日記
平和の希い189  戦後70年
 
     人を救うはずの宗教・・・ああ・・・       2015.11.28.

小学校5年生のころ、戦後8年でまだ貧しい暮らしは続いていて、クラス内はちょっとしたことで喧嘩に
なった。その時、教頭先生が見かねてクラスに駆け付け、みんなに話してくれました。
「博愛の宗教キリスト教は、『右の頬を打たれたら左の頬をだしなさい』と教えています。
右の頬を打たれたからと言って、反撃して喧嘩にしてはいけません。左の頬まで打たせても暴力で応じて
はいけません。
喧嘩して勝っても負けても、気持ちはすっきりしないのです。勝った人は、『次には負けた人がナイフや凶器
等を持って喧嘩を仕掛けてくるのではないかと不安になる』し、負けた人は『今度は相手に負けないために
腕力を強くし、ナイフや棒などで打ちのめしてやる。でも、相手はもっと強力なバットとか短刀とかでやられて
しまうかも』と恨みとともに新しい不安が生まれる。
喧嘩が二人の心を占領してしまい両方が不幸になってしまう。喧嘩をしても、誰も得することはないのですよ」
と話してくれたことを、テロに対する欧米ロの対応の仕方を見て、思い出しました。

厳しい環境のなかだから、みんなが共倒れしないためには戒律を厳しくせざるを得なかったイスラム教。
戒律を守る限り救われる。教科書で知ったイスラム教は、「右手に剣、左手にコーラン(経典)」「目には目を
歯には歯を」と強烈な印象でした。戒律に反する者、破った者に対して容赦しない、容赦したらみんなが
厳しい環境下で生きて行けなくなるから。

人を救う筈の宗教同志が、有史以来なぜこんなにいがみ合わなければならないのか。
ああ・・・・・。
戦争もテロも、恨みのスパイラルで泥沼だとわかっているはずなのに。
気に食わない集団を「根絶やし」するために、武力に依る殺し合いすることで平和を実現できるでしょうか?

世界は、沢山の人種・民族が存在し、信奉する宗教・価値観もいろいろ。そして、主義主張もそれぞれ。
いろいろ違う立場、主張を互いに尊重できれば、平和裏に共存できると思うのですが。


極悪非道のISでも、なりたくて極悪非道になったわけではない筈です。
国連を土俵にして、どんな言い分でも土俵に上げて、話し合い、妥協点を見つける努力をしない限り、
戦争やテロを無くすことは出来ないと思うのです。

平和への希い 188 一致団結の方向が違っていませんか?   2015.11.27.

2015-11-27 09:17:48 | 日記
平和の希い 188 戦後70年
   一致団結の方向が違っていませんか?   2015.11.27.

 パリの同時多発テロで、仏オランド大統領は「これはISとの戦争だ」と、ISに対して
実質的な宣戦布告。また、米ロ独英など首脳に「ISに対して一致団結」して戦うよう要請。

世界をリードする国々の首脳が、こんなに感情に振り回されていて良いのでしょうか?
テロは許せないと誰もが思う。
 でも、恨みに、恨みで対抗すれば、際限ない恨みの連鎖になる。際限ない泥沼。
 悲惨な空爆で多くの血が流れ、市民を巻き込んで難民があふれる。更なるテロの根源になる。
 テロで、市民・旅行者など直接武力行使に関係ない人々を巻き込んで殺戮の恐怖を煽る。
「オランドがシリアへの攻撃を止めない限り、仏国民に安全は無い」とのIS声明が、
「一致団結」してISを武力攻撃する国々にも発せられることに。

世界をリードする国々の首脳が、武力で本当にISを抑え込めると思っているのでしょうか?
それぞれの国民のためになるのでしょうか?


 テロは無くすためには、武力で抑え込むことではなく、どんなに大変でも、話し合いの
土俵で、お互いの言い分をぶつけ合い、妥協点を見出す努力以外にないのです。
実現のための困難は大変でしょうが、たとえ、極悪非道のイスラム国(IS)でも、
話し合いの土俵に引っ張り上げる努力を積み重ねることです。

感情に翻弄されて、報復的な空爆など武力行使を止めて、どうしたら彼らを話し合いの
土俵に上げることが出来るかを「一致団結」して知恵を絞って欲しい。

平和への希い 187  これは戦争だ???話し合いでしかテロを無くせないのに   2015.11.26.

2015-11-26 10:00:40 | 日記
平和の希い 187 戦後70年
   これは戦争だ???話し合いでしかテロを無くせないのに   2015.11.26.

 パリの同時多発テロで、仏オランド大統領は「これはISとの戦争だ」と、ISに対して
実質的な宣戦布告。
「オランドがシリアへの攻撃を止めない限り、仏国民に安全は無い」とのISが出した犯行
声明にオランドの神経が逆なでされ、激高したようです。
そして、オランドはEU(欧州連合)に初の集団的自衛権の発動を求めた。
「仏が攻撃されたということは、同盟国群のEUが攻撃されたと同じなんだから、集団的自衛権
を発動して、一緒に戦おう」と。EU各国もテロに怯えることに。

ISに対して一致団結の筈の、ロシア機撃墜でトルコ・ロシアが不穏な気配。
    
 テロは許せないと誰もが思う。
 でも、恨みに、恨みで対抗すれば、際限ない恨みの連鎖になる。際限ない泥沼。
 悲惨な空爆で多くの血が流れ、市民を巻き込んで難民があふれる。更なるテロの根源になる。
 テロで、市民・旅行者など直接武力行使に関係ない人々を巻き込んで殺戮の恐怖を煽る。


 どんなに大変でも、話し合いの土俵で、お互いの言い分をぶつけ妥協点を見出す以外に、
テロは無くならないのに。

たとえ、極悪非道のイスラム国(IS)でも、話し合いの土俵に引っ張り上げる努力を積み
重ねることです。困難の壁は高くても。
そのためにも、報復的な空爆など武力行使を即時止めることです。武力行使でテロを壊滅
することは絶対に出来ない。