「歌は語れ、台詞(せりふ)は歌え」と、石川さゆりさんや坂本冬美さんなど多くの歌手を育てた作曲家「猪俣公章」さんの言葉です。残念ながら、1993年55歳の若さで亡くなってしまいました。
今朝がた、美空ひばりさんの歌を聴いていて、語るように歌う、「うまいなあ」とこころしみじみでした。
たまたま、続けて歌っていた歌の中に、「人情」という言葉が出てきて、懐かしい気持ちがしました。
闇バイトで、押し入り強盗、平気で人を傷付けたり、ホストクラブに入れ込んで、大きな借金を抱えた女性が、売春で稼がされる、など、殺伐としたニュースに、うんざりしているこの頃、「人情」という言葉は、闇バイトや女性に借金のかたに売春させるホストなどの人生には、すっぽり抜けてしまっているようで、こんなのがはびこったら、日本の明日はどうなってしまうのか、と暗い気持ちになります。
ひばりさんが、歌っていた唄は、♫浮いた 浮いたと浜町河岸に~♬で始まる「明治一代女」」と、♫やると思えば思えば どこまでやるさ~♬の「人生劇場」。
「明治一代女」の3番、
♫ 意地も人情も 浮世にゃ勝てぬ みんなはかない みずの泡 泣いちゃならぬと 言いつつ泣いて 月にくずれる 影法師 ♫
「人生劇場」の3番、
♫ 時世時節は かわろとままよ 吉良の仁吉は 男じゃないか 俺も生きたや 仁吉のように 義理と人情の
この世界 ♫
ひばりさんが、「歌詞の意味が伝わるように、語るように」歌っていて、じんときました。
「人情」を大事に出来ない社会は、ギスギスと殺伐になります。
世界のオタズネモノ、プーチンやネタニヤフのように、人情が解らないヤカラがはびこって、戦争を起こし、平気で多くの人の命を奪うのです。
「自分を大事にするように、他人を大事にする人情」こそ、極悪な闇バイトや極悪なホストを無くすことや、
人類から戦争を無くす決め手の一つなのです。
茶の花が寒空に咲いています
11月30日、「今日は何の日カレンダー」より カメラの日、みその日、そばの日( 毎月末日)
▲初めての対等条約、メキシコとの修好通商条約を締結(1888)▲北里柴三郎、福沢諭吉の援助を得て芝公園内に木造2階建ての「大日本私立衛生会伝染病研究所」設立(1892)▲日本ラグビー協会設立(1926)
▲東京都首都圏衛生局、初めてのスモッグ警報(1965)▲金田正一引退(1969)▲32年ぶりにアメリカ軍立川基地を返還(1977)▲世界初自動焦点カメラ「コニカC35AF」発売(1977)▲日本学術会議で初の女性会員誕生(1980)
▲史上最も遅い台風28号が紀伊半島に上陸(1990)▲オランダで世界初安楽死法成立(1993) ▲米・銃規制法
(ブレディ法)発効(1993)▲衛星アナログハイビジョンTⅤ放送終了(2007)▲漫画家水木しげる逝く
(2015)▲新元素ニホニウムなど正式名称決まる(2016)▲相鉄線がJRと相互乗り入れで、都心へ直通
(2019)