りたいあまん

リタイア後どうしたら充実した人生を送れるか。日々模索しています。

コラム編集手帳より

2016年12月06日 | 日記
十二月六日火曜日のY新聞のコラム欄「編集手帳」を読んだ。
私がこのコラムを読むのはただ単に新聞記事の一部として目を
通すというだけではない。
数年前から始めている「編集手帳書き写しノート」を使って
文章の書き方を学んでいるためでもある。

コラムは毎日欠かさず目を通しているが、毎度々気に入った
記事ばかりとは限らない。記者と考え方が合わないこともある
し、関心が薄く興味をひかない記事もある。
メデイアや雑誌や書物など、どんなものでも書いてあるものを
すべて無批判に読んでいてはいけないとも思っている。
ときには真実ではないものもあるからである。

今日のコラムはプロ野球の話題である。先日亡くなった荒川博
氏とその弟子王貞治氏に関してだった。
自分が野球好きということもあり今日の記事は文句なしによかった
としか言いようがない。

特に、荒川道場に通う若き日の王さんのエピソードには打たれた。
王さんは道場通いを決して休まなかったという。
酒を飲み過ぎたときでも「これからうかがいます」と、ろれつの
まわらない口で電話したのだが、たったこれだけ言うのに三分も
かかったという伝説が残っているということであった。

こういった逸話は大概オーバーに広まることが多いのだが、王
選手の実直な人柄を思えば決してオーバーではないことがわかる
というものである。

「天賦の才能も磨いてくれる人がいて光輝くのだろう」(編集手帳)

むべなるかな、である。
コメント (4)
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