りたいあまん

リタイア後どうしたら充実した人生を送れるか。日々模索しています。

アバター現象

2019年01月24日 | リタイア日記
今朝のNHKあさのニュースで「アバター」が取り上げ
られていました。
ITやAI技術が発達した現代ならではの話題です。
一つの例として、バスケ好きの障害ある少年が
アバターを通してあたかも試合会場でバスケの
試合を見ているようなリアル感と臨場感を味わう
ことができるというものでした。

これを見て、アバターとは何に?と興味を持った
私はさっそく電子辞書を開いてみました。すると
avatar=化身(けしん)とある。
もともとの意味はそんなところにあったのでしょう。
しかしニュースで取り上げたアバターは化身ではない。
分身と言ったほうがいいのかも。
バスケ好きな少年の分身が会場で試合を生で
リアルタイムで見ているというわけです。

これがスマホやパソコンの話になるとまた少し
違ってくる。

この世界ではユーザーの分身、またはユーザーを
模したキャラクターとしてアバターが登場してくることになる。
何故なら本人の実名や写真を公開するのはセキュリテイ上
問題があるからです。
それならば誰もがみんなやっていることなのでは
ないでしょうか。私もあなたも皆がアバターになっている。

ブログの中には名前だけは仮名を使っているのに
投稿され書き込まれたものを読むとまるで現実の世界
そのままという人もいます。
一日の出来事をそのままそっくり書いても面白くも
なんともない。
もちろん嘘や真実とは違うことを書いてはいけない
けれど、かといってありのままの小さな世界を書いても
つまらない。
それでは小学生の書いたへたな日記になってしまいます。
アバターの世界とはそういうものではないでしょうか。