りたいあまん

リタイア後どうしたら充実した人生を送れるか。日々模索しています。

海とかもめ

2020年02月29日 | リタイア日記

海辺の町を歩いていると
かもめが防波堤の上に整列をしていた。
二列になるほどたくさんいた。
みな同じ方向を向いているのがおもしろい。
前でもうしろでもどちらを見ても海しか見えないはずなのに。
海辺の町では良く目にする光景である。

詩人の三好達治はかもめを自由を手にしたものと見た。
どこにでも好きなところへ飛んでゆけるからだろうか。
でも彼らは本当に自由なのだろうか。
現実はそうでもないようだ。
魚はいつでも取れるわけではないだろうし
魚はいつも海面近くを泳いでいるわけでもない。
海が荒れてどうにもならない時もあるだろうから。

  ついに自由は彼らのものだ
  朝やけを朝の歌とし
  夕やけを夕べの歌とす
  ついに自由は彼らのものだ
               三好達治

コメント (4)
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