りたいあまん

リタイア後どうしたら充実した人生を送れるか。日々模索しています。

菜の花と猫柳

2022年01月09日 | リタイア日記

数日前に小寒を迎えたばかりである。

小寒は別名、寒の入りとも呼ばれているくらいで

寒さはひとしおのこの頃である。

北国や裏日本からは大雪の便りもちらほら聞こえてくる。

一方、太平洋に面した当地は晴天が続き、日中はぽかぽか

陽気である。

そのせいか、菜の花畑が早くも満開となっている。

菜の花で埋め尽くされた広い畑にはどこまで行っても

黄色・きいろ・キイロが広がっているのである。

   菜の花の 黄(き)のひろがるに まかせけり 久保田万太郎

そうかと思えば散歩の折、雪国などでよく目にする

猫柳が咲いているのにもお目にかかった。

色は冬空を思わせるような灰色である。

どこまでも地味である。(菜の花にくらべてだが)

花はふっくらとした柔らかいビロードのよう。

昔の人はそれを猫のしっぽに見立てて猫柳と名付けたらしい。

   猫柳 高嶺は雪を 新たにす 山口誓子

コメント (2)
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