りたいあまん

リタイア後どうしたら充実した人生を送れるか。日々模索しています。

犬派か猫派かの問題

2022年07月17日 | エッセー

夏のダリアは咲き誇る王者のような風格がある

 

先日の土曜日は公民館英語の日だった。

コロナ禍のなか出席者は少ない。それでも七名の出席だった。

たまたまペットの話題が出て小鳥や犬・猫の話になった。

英語でも犬派はdog personといい猫派はcat personという。

私が「猫より犬の方が好きです、という方はいますか?」

と尋ねると,ハイと言って手をあげた人は4人いた。残りの

3人は猫の方らしかった。

ここでSさんが家で飼っていた犬の思い出を話してくれた。

或る日仲間と旅行に行くことになり、犬は家族の者に世話を

頼んで出かけることになった。

さて、旅行から帰ってくると、犬の様子がなんだか変だという。

いつもは鳴きながらまとわりついてくるのに、どうしたことか

近づいてもこず、じっとしている。

人間だとまるですねている子供のように見えたそうである。

そこでSさんは気がついた。犬は捨てられたと思ったに違いない、と。

旅行に行ったとも知らずに、自分を一番かわいがってくれていた人が

いなくなったのだから捨てられたのだと。

今はもう亡くなっていない愛犬とのセツナイ思い出です、と話してくれた。

コメント (2)
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