りたいあまん

リタイア後どうしたら充実した人生を送れるか。日々模索しています。

鈴木優人・卓越したオルガン奏者

2019年01月21日 | リタイア日記
昨夕のN響定期公演。そのプログラムを見て
オルガン奏者の鈴木優人の名があったので
始まるのを心待ちにしていました。
以前からNHKFMの「古楽の楽しみ」でその名を知って
いましたので。
オルガンやチェンバロの奏者として知られて
いる鈴木優人。
バロック音楽のナビゲーターとしての
その明快な語り口が一度聴いたらとりこになり
忘れられない人です。
NHKホールには何度か足を運んだことはありますが
オルガンは初めてです。
客席の上部側壁にドイツ製の立派なパイプ・オルガンが
備え付けられています。パイプ数は7,640本とのこと。

さて、プログラムは二番目にコープランド作曲の
「オルガンと管弦楽のための交響曲」が組まれて
いて、ここで鈴木優人が登場です。
指揮者の広上淳一に促されるようにしてオルガン室
に現れ、客席にあいさつをします。
顔を見るのは初めてでしたが想像していたのとは
違ってメガネをかけた大学教授のような印象です。
以前にもブログで紹介したが、彼はオランダの大学院の
オルガン科を主席で卒業した経歴の持ち主です。
コープランドのこの曲は初めて聴くものですが
難しいパイプオルガンをいかにも手慣れた様子で
弾いている巧みさが見てとれました。
また、アンコールでは短い曲でしたが伴奏なしの独奏
でしたのでより以上に巧みな演奏を聴きとることが
できました。
演奏が終わって客席から惜しみない拍手が送られ
その都度それに応えて丁寧に頭を下げていたのが
印象的です。
彼の人柄の良さが現れているようでした。
パイプオルガンの演奏を見聞きする機会はそんなに
はないのでこれからも取り上げてもらいたいものです。
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