朝六時に起床し窓を開けると暗い中に白いものが見えた。
今日も雪降りだ。
昨日今日と二日続きの降雪をみる。
当地では非常に珍しいことである。
朝日が昇るとたちまち消えてしまったが。
写真を撮ろうとしたが、もたもたしているうちに
というか、明るくなるのを待っているうちに
雪は消えてなくなり写しそこねてしまったのである。
正岡子規も雪の深さを測り損ねたにちがいない。
こんな句がある。
いくたびも 雪の深さを たずねけり 子規
病気で床にふせっていた子規は外の雪景色を
見たくても見られず家人に今どれくらい降ったかと
聞いて、その様子を想像していたに違いない。
雪雲レーダーに北陸地方に降雪を知らせる雪雲が
発達している様子が見てとれる。
もしも現代なら子規は病床でスマホをかざしながら
降雪量の予想をたてていたことであろう。
しんしんと 降る雪の量を はかりかね
西日本、日本海側はしつこい雪雲が
かかっているようです。
はー。ため息が出ます。(笑)
冬って嫌いなのだ!雪、大嫌いなのだ!
と、風情のかけらもない葉月です。
子規は、若いとき結核を患い、亡くなる
3年ほどは寝たきりだったとか。
「いくたびも 雪の深さを たずねけり」
切ないですね。
りたいあまんさんの句は、とても健康的。
溶けてしまった雪。はかりかねますね。
確かに。
こんにちは。
日曜日の朝を迎えました。
当地は朝から快晴です。
子規は結核のため病床に就いていてもなを
作句の意欲は失わなかったようですね。
切ない句です。
一方、自分の駄句は、葉月さんが前向きに
とらえてくれて助かりました。
息を吹き返したような気持ちです。
ありがとうございます。