イタリア歌劇団は1956年に初来日し、1959年に再び来日しました。
その公演には名テノール、マリオ・デル・モナコ(Mario Del Monaco, 1915-1982)が登場。
↑ カルメンでドン・ホセを演じるデル・モナコ。カルメンはジュリエッタ・シミオナート(Giulietta Simionato, 1910-2010)。
↑ 自宅。左は奥様。デル・モナコの右はテレフンケン社製の超高級テープレコーダー
↑ 自分の歌声を録音しながら練習。テープは残っているんでしょうか。
デル・モナコは非常に多趣味なことでも有名だったそうです。
特にカメラ撮影の腕前はプロ並みで、自宅には暗室もありました。
↑ 金庫には高級カメラがいっぱい
↑ デル・モナコ自身が設計した自宅の暗室
↑ 自分で撮影した写真の現像、焼付けまで行う。
そんなデル・モナコは日本にも多くのカメラを持参したそうですが、日本報道陣の舞台撮影のための望遠レンズ軍団には驚き、是非一台買いたいと言ってたようです。
↑ 日本の望遠レンズに驚くモナコ
。。。どんなレンズを買ったのか知りたいです!
(『国際写真情報』1959年4月号より)