チュエボーなチューボーのクラシック中ブログ

人生の半分を過去に生きることがクラシック音楽好きのサダメなんでしょうか?

ペトルーシュカ日本初演と新交響楽団【現・N響】メンバー(1937年)

2018-10-22 20:36:53 | 日本初演

新交響楽団(現・N響)の機関誌『フィルハーモニー』1937年5月号を古本屋で100円で買ってきました。



↑ペトルーシュカ日本初演(演奏会形式)の様子が載っています。



Wikipediaの記述を裏付けるように1937年4月21日、日比谷公会堂。

第178回定期、指揮はローゼンシュトック。

参考として同じ5月号と、若干メンバーが異なる4ヵ月前の新響のメンバー表を載せます。コンマスは日比野愛次。チェロに斎藤秀雄、ファゴットに上田仁(まさし)。

↑ 1937年5月号。

 

↑ 1937年1月号

 

↑ 1月号より。ローゼンシュトック、若っ。上から二つ目はファウスト交響曲上演の様子だそうです。

 
。。。戦前に火の鳥とハルサイの真ん中に位置する難曲を初演したローゼンシュトックと新響、先進的だと思います。

ザックリとした記事になってしまいました。情報を追加していきます。


マーラー交響曲第8番「千人」とショパンの幻想即興曲

2018-10-03 21:04:05 | 何様クラシック

【2014年10月27日の記事に画像を追加しました】

第九合唱に入門してから少し経ちますが調子に乗って生意気にもマーラー千人も唄わせてもらってます。8番は一番好きじゃなかったのに一番好きになりました。

ところでマーラーの第1部、Kalmusの楽譜で練習番号13バス、Tu Paraclitus(守護者であるあなた?)ってどこかで聴いたことがあるメロディーだなーって思ったらショパンの幻想即興曲(作品66)でした。

↑ マーラー

↑ ショパン



どっちも4分の4拍子で「ソーラソドレミーソー」。最初と最後の「ソー」はマーラーではソプラノとアルトもやっています。

マーラーがショパンのメロディーを知らなかったとは到底思えないので何らかの意味を込めての引用なのでは?