【2015年12月8日の記事に画像を追加しました】
『音楽之友』1955年1月号より、1953年8月にN響メンバーによって結成されたプロムジカ弦楽四重奏団です。
↑ 畳敷きの部屋。メンバーの自宅?
写真左から
松下修也(チェロ)
小橋行雄(ヴィオラ)
岩淵龍太郎(第1ヴァイオリン)
武内智子(第2ヴァイオリン)
1953年10月22日に日本青年館にて第1回目の演奏会を開いた彼らは1954年6月27日の演奏会におけるシェーンベルクの弦楽四重奏曲第3番では第6回毎日音楽賞を受賞しています。
↑ 演奏中のプロムジカ。『藝術新潮』1963年2月号より。
↑ 『婦人之友』1954年12月号より。
↑ 当時の日本の弦楽四重奏の技術は素人臭かったんですね。
ネットではとんど録音が見つけられませんでしたが(※)、弦楽四重奏曲ではどんな演奏をしていたのか聴いてみたいです。
※YouTubeでプロムジカの演奏がかろうじて聴けました。入野義郎作曲「綾の鼓」という曲はいい意味で古臭くて怖くてめっちゃ貴重な録音!プロムジカはかっこええ演奏をしていると思います。アップしてくださったかた、ありがとうございます。
(追記)
YouTubeで1964年のプロムジカ弦楽四重奏団の動画がアップされていました。第2ヴァイオリンが堀伝さんに、ヴィオラが江戸純子さん【ピアニスト・江戸京子さんの妹】に替わっています。(2分55秒から)