「 ゆりかごから墓場まで 」とは、古くはイギリス、そして現代では北欧諸国など福祉国家の制度をいいます。しかしピョートル大帝時代のロシアでは、この言葉は人生のあらゆる場面で徴税された国民の苦しみを表しました。 MSNニュースで「 配偶者控除見直し、夫の年収制限も 」とありました。 税制調査会の発表で、「 配偶者控除の対象となる妻の年収上限を現行の103万円以下から150万円程度に引き上げる案が検討されている 」、そうです。 ぶっちゃけ、今まで奥さんの稼ぎが、年収103万円以下だったら、税金を払わなくてよかったのですが、それを150万円に引き上げるという案です。どうなんでしょう~ きちんと働かれて、そのルールに従い税金を払われているご家庭では、基本、たすかりますよね。ただそれだけだと税収減になりますので、当然、旦那さんの年収に上限があたえられるでしょう。 そもそも万民に公平な税金制度などありえず、公平にしようとすればするほど複雑になり、よくわからなくなります。 だいたい納税が公平になされているのか? 場末のスナックのママがきちんと税金を払っているのか? とそこからになります。 そして、自分も税金の話はよくわかりません ( 興味がありませんので~ 苦笑 )。なので、税金の話はやめましょう~ ところで、税制調査会で思い起こすのが、山中貞則という、「仁義なき戦い」を地で行く強面のおっちゃんです。時の総理大臣さえ逆らえなかった税制調査会のドン。 既得権益の固まりみたいなイメージ、傲慢、無礼と陰で陰口をたたかれていましたが、実際は、常に弱者の目線に立ち、税制改革を進められていたそうです。