オードリー・ヘップバーン主演の「昼下がりの情事」という古い映画があります。タイトル名から、日活ロマンポルノや大蔵映画がイメージされそうですが、お色気シーンは皆無、パリのホテル・リッツを舞台に繰り広げられるコミカルなラブ・コメディーです。モエ・エ・シャンドンがこれでもかというぐらいに出てきますので、シャンパン好きの方へ一見の価値はあります。 また、バックに流れる「魅惑のワルツ」はあまりにも有名ですので、youtubeで、検索してみてください。聞かれると(あっ、これか!)と共感できるはずです。 ちなみに、メガホンを撮ったビリー・ワイルダーはマリリン・モンロー主演「お熱いのがお好き」等、数々のコメディー映画を世に送り出した巨匠でして、脚本家で映画監督の三谷幸喜さんは、このビリー・ワイルダーを崇拝しており、彼の作品構成、手法は、ワイルダーを真似ていると言われています。 さて、この「昼下がりの情事」は、オードリー演じるチェロ好きの娘の父、彼は私立探偵事務所を開業しており、その父の元に、ある男性が妻の浮気調査を依頼するところからスタートします。ネタバレはよろしくないので、というか、書くのが大変なので(苦笑)、続きは是非TSUTAYAに出向かれてください。 昨日のネットニュースに「妻の行動を不審に感じた夫が、ドローンを使って、彼女の浮気現場をつき止めた」という記事がありましたので、連想して書き込んでみました。あしからず。