つい先ほど、女性の患者さんでスウェ―デンの留学から帰国された方がいらっしゃいました。全くをもってして完璧な歯です。「奥歯がしみる気がします。鏡でみたら黒くなっていました。スウェ―デンで甘いものばかりたべていましたので」とおっしゃられます。 拝見すると、C1程度。「全く問題ありません。しみるのは気のせいです。黑いスジをとるために、その何倍も歯を削るようです。普通に歯を磨いていればこれ以上進みません」とお話し、歯石の除去だけを行いお帰りいただきました。くれぐれも面倒くさくて処置をしなかったのではありませんので、あしからず。よく「歯がしみるのですが、見ると歯が黑くなっています」という質問を受けますが、むし歯で穴が開いている場合を除いて、大概は知覚過敏か、気のせい、が多いですね。 歯がしみる=歯に黒い部分がある と考えられている方が多いのですがそれは違います。説明は割愛します。ところで、スウェ―デンといえば、シュールストレンミングという世界で一番くさい食べ物を連想します。(韓国のフォンォフェも同じくらい臭いですが) どなたか、シュールストレミングを口に入れたことのある方はいらっしゃいますか? スウェーデンといえば、デジレというナポレオンに関係する最初の女性も同時に思い出されます。これも説明は割愛します。話がとりとめもなくなりますが、池田理代子さんの「ベルサイユのばら」「エロイカ」はフランス革命からナポレオンの台頭、没落、その後のヨーロッパを勉強するのに非常に役に立ちます。どうでもよいことですが、エロイカって何かエロっぽいですね。英雄という意味なのに。昔、エロトピアっていうエロ本がありましたね。失礼しました。