食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

○○ もどき

2017-02-08 16:25:53 | 日記

〇〇もどき、という言い方をしますね。本物に似せたこと、ものを指す場合に使います。がんもどきというおでんの定番メニューがあります。これも、雁(がん)の肉に似せて作ったことに起源があります。我が国では、古来、建前上、庶民が肉を食べることは禁止されておりました。肉に似せたがんもどきをつくりそれを食べて満足していたのかもしれませんね。 先日、初めて大豆ミートを食べました。言われなければお肉です。まさか大豆でできているなどとは夢にも思いませんでした。 まさに肉もどきとでも表現いたしましょうか。 インターネットニュースで、「中国の成都で、市民らが骨董品などを持ち込む、なんでも鑑定会、が行われた。結果9割以上がにせ物とわかり、そのままにせ物摘発大会となってしまった」とありましたので、とりとめもなく書き込んでみました。あしからず。

 


甘酒

2017-02-08 06:35:23 | 日記

 昨日、予定では3月下旬に発売される本が売れるよう祈願するため、神田明神に伺いました。僕の不手際から1週間ロスしてしまい秀和システム編集部にご迷惑をかけてしまいました。ですから、若干発売が遅れるかもしれません。 さて、神田明神といえば「天野屋」の甘酒。僕はこの一店のみと信じて疑っておりませんでしたが、さらに「三河屋」という天野屋よりも古い(1643年創業)甘酒屋の存在を知りました。飲んだのは「天野屋」の方。強烈な甘さの中にほのかな酸味、飲みごこちはまろやかですが深みのある味でした。甘酒ですが、大昔、中国では政治の席において酒を交わすことが習慣的でした。ある時期、非常に才能のある高官がいましたが、お酒が飲めないので、彼の為にアルコールの無いお酒を造ったことに起源があるようです。