食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

めざし

2017-02-04 19:39:42 | 日記

昨日、節分で使用した「めざし」 居酒屋でわいわいしながら食べるめざしは美味しいのに、家で前期高齢者と後期高齢者の両親と食べるめざしは、本当にまずいです。めざしで思い起こすのが、前経団連会長土光敏夫氏の朝食。大衆魚の代表格、いわし、あじ、めざし、近年、決して安くはありません。特に、あじ、いわしは高級魚の領域に入っているようです。


藤村俊二さんと、シルクロード

2017-02-04 12:47:00 | 日記

先日、俳優の藤村俊二さんがお亡くなりになられました。ご冥福をお祈りいたします。藤村さん、僕らの世代では「読売テレビ、西遊記」の馬役の人です。毎週、食い入るようにブラウン管とにらめっこしておりました。この西遊記ですが、唐時代のお坊さん、玄しょうがインドに経典、仏像をもらいに行く旅過程を記した「大唐西域記」がベースになりつくられた物語です。彼は天山北路を歩き、インドに着きます。この天山北路を含め、シルクロードはいくつものルートがあります。一本の果てしなく続く道というイメージがありますが、それは違います。同様に、中国からヨーロッパの方に向かい開けた道、とイメージされている方がいらっしゃると思いますが、実際は、ヨーロッパの方から中国に向かい開けた道です。正確に言いますと、中東アジアの砂漠地帯に開けたオアシスが発展してシルクロードになりました。 また、絹など、各国の特産物がメインに行き来していたとお考えになられるかと思いますが、大人の世界はそんなに甘くはありません。実際、一番多かったのは人身売買・奴隷貿易です。特に中東の美人の売買がシルクロードをメインに行われておりました。また、シルクロードとは後世ドイツ人が造った言葉です。やはり僕らの世代、シルクロードといえば「喜多郎の音楽」ですね。